
代表の後藤です。
「AIを使った方がいいのは分かってる。でも、ChatGPT以外に何をどうすれば良いか分からない。」
経営者やフリーランスの方と話すと、よくこの言葉を聞きます。
もちろん、私も「自分の事業にどうやってAIを活用すればいいんだ?」と試行錯誤を重ねたので、気持ちは分かります。
で、今日お伝えしたいのは、AIの「正しい使い方」ではありません。
AIを仕事に取り入れるには、どういう順番で登っていけばいいか。そのロードマップをお見せします。
まず先に、「全体像」はこれです。
①ChatGPT → ②カスタムGPT → ③Manus → ④Claude Code
私自身、この4段階をちょうどこの順番で登ってきました。
横文字が並んで身構えたかもしれませんが、覚えてほしいのは個々の名前ではなく、1段ずつでいいということだけです。いきなり一番上から始める必要はありません。
一番下から入って、物足りなくなったら次へ。それだけです。
そして各段階には、「こうなったら次へ進むサイン」があります。今日はそれも一緒にお伝えするので、読み終わる頃には「自分は今どの段にいて、次に何をすればいいか」が分かるはずです。
フェーズ①ChatGPT~「AIと会話する」に慣れる~
入口はChatGPTです。たぶん、多くの方と同じだと思います。
もちろんClaudeやGeminiでも問題ありません。ここでは分かりやすくChatGPTと記載しています。
ChatGPTは、AIと文章で会話できるサービスです。ここは説明不要でしょうか。
この段階でやることは、難しく考えなくて大丈夫です。
日々の仕事を、とにかくAIに相談してみること。
- 「このメールどう返すのがいいかな?」
- 「この文章を要約してくれない?」
- 「この企画もっとブラッシュアップできないかな?」
- 「ここもう少しリサーチしてくれない?」
何でもいいので、今日の仕事を1つ投げてみてください。
大事なのは、上手く使うことより「AIと会話する感覚に慣れる」ことです。ここを飛ばすと、この先がぜんぶ呪文に見えてしまうはずです。
経営者やフリーランスの方は、ここまでは出来ている印象が強いです。
▶ 次へ進むサイン:「毎回、自分の会社や仕事の前提を一から説明し直しているな」と面倒に感じ始めたら。それが2段目の合図です。
フェーズ②カスタムGPT~自分専用のChatGPTを作る~
次は「カスタムGPT」です。
難しいものではありません。
自分の用途に合わせて、指示や前提をあらかじめ覚えさせておく「専用のChatGPT」のことです。
一度設定しておけば、毎回同じ説明を打ち込まなくて済みます。
たとえば、毎回「私は○○系の会社で営業をしている会社員です」のような全体を入力するのは面倒ですよね?
なので、「自社の商品を覚えさせた営業文章用GPT」「会社用のフォーマットを覚えた議事録用GPT」のように、よく使う仕事をあなた専用にカスタマイズしていくイメージです。
ChatGPTが汎用の相談相手なら、「カスタムGPT」は自分の仕事を覚えた相談相手。
▶ 次へ進むサイン:「答えの精度が上がって良い回答をもらいやすくなった。でも、結局そのあとの作業を自分でやるのは大変だな」と気づいたら。次の段は、その作業そのものを引き受けてくれます。
フェーズ③Manus~「答えてもらう」から「やってもらう」へ~
3つ目はManusです。ここで質がはっきり変わります。
「ChatGPT」も「カスタムGPT」も、こちらの質問に答えてくれるものでした。
Manusは、指示を出すとAIが自分で手順を考えて、調べ物・比較・資料づくりといった作業を最後までやってくれるタイプのAIです。
つまり実際にAIがあなたの代わりに作業をしてくれる。
「答えてくれる」から「やってくれる」へ。
たとえば「うちの会社の競合をリサーチして、表にまとめて」と頼むと、リサーチから資料作りまで一通りしてくれる。指示する側は、出てきたものを確認して直すだけ、という関わり方になります。
▶ 次へ進むサイン:「AIの自動化は便利だと分かった。でも、自分の業務を全自動してくれるような環境が欲しい」と感じ始めたら。最後のフェーズです。
フェーズ④Claude Code~「使う」から「作る」へ~
そして最後のフェーズは「Claude Code」です。
ざっくり言うと、AIと対話しながら、自分の業務に必要なツールや自動化の仕組みまで作れるもの。
ここまで来ると「AIを断片的に使う」というより「AIが全部やってくれる」感覚に近い。
ただ、はっきり言っておきます。「全員ここまで来るのが正解」ではありません。
多くの方は、フェーズ②カスタムGPTまでで十分に仕事が変わります。
そして、フェーズ④Claude Codeまで来ると本格的な自動化を体感できます。ただし、非エンジニアの場合、ここまで来るのはかなり時間がかかります。
段階的にAIを活用し、「次へ進むサイン」が分かったら先に進みましょう。焦る必要はありません。
AI活用や業務改善について、お気軽にご相談ください
無料で相談するまとめ「1段ずつでいい」
改めて、ロードマップはこれです。
- ChatGPT:AIと会話することに慣れる
- カスタムGPT:自分専用に育てる
- Manus:作業そのものを任せる
- Claude Code:仕組みごと作る
順番には意味があります。前のフェーズで身についた感覚が、次の段の土台になる。
逆に、いきなり上の段から入ると言葉も感覚も追いつかず、難しく感じて手が止まります。
もしあなたが「まだ何もしていない」なら、今日やることはたった1つ。
ChatGPTを開いて、今日の仕事を1つ相談してみてください。それが1段目です。
よくある質問
Q. AIを仕事に使うなら、まず何から始めればいいですか?
A. 「ChatGPT」や「Claude」などの有名な対話型AIです。この記事で紹介した4段階の中で一番簡単で、ここで掴んだ「AIと会話する」感覚が、後の段すべての土台になります。
Q. ChatGPT・カスタムGPT・Manus・Claude Codeは、全部使えるようにならないとダメですか?
A. いいえ。自分の仕事が変わった実感が出た段階で止まって大丈夫です。多くの方は段階2のカスタムGPT(自分専用のChatGPT)まででも、十分に仕事が変わります。
Q. 段階を飛ばして、いきなりClaude Codeから始めてもいいですか?
A. おすすめしません。前の段で身につく感覚が次の段の土台になるため、飛ばすと言葉も感覚も追いつかず、難しく感じて手が止まりやすくなります。
さいごに
「うちの場合、どの段から始めればいいか」が気になったら、雑談レベルで構いませんのでご相談ください。
お問い合わせはこちら:https://www.i-gs.co.jp/contact
