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Web集客・数字の報告

GA4とSearch Consoleの数字を、毎朝約7秒で報告文に。数字の照合つきでChatworkに送る仕組み

GA4とSearch Consoleの前日の数字を、前日と前週の同じ曜日と比べてまとめ、大きく増減したページと検索語を挙げて、Chatworkに送る形の報告文を作成する仕組みを構築し、当社サイトの2026年10月の実際のデータで14日分を検証しました。数字の取得と計算はプログラムで行い、AIは「何が起きたか」の説明文を書きます。説明文の数字は、送る前にプログラムの数字と照合します。

概要

対象業務
GA4とSearch Consoleの数字の毎朝の確認と、報告文の作成
使用ツール
GA4・Search Console・Chatwork・Claude(説明文の作成)
検証データ
当社サイト(i-gs.co.jp)の2026年10月1日から28日までの実際のデータを10月30日に読み取り、14日分(10月15日から28日)の朝の報告を作成。アクセス数などの値は伏せています
導入前の課題
  • GA4とSearch Consoleを、思い出した時に別々に開いて数字を見ている
  • 前日や先週の同じ曜日と比べる作業を、毎回手で行っている
  • 見る日と見ない日ができ、問い合わせが減った日や、検索で急に表示された言葉に気づくのが遅れる
成果
  • 14日分の毎朝の報告文を、1日あたり平均約7秒(4.8〜9.9秒)で作成
  • 報告に載せた数字614個は、元のデータから別の方法で数え直した値と、すべて一致
  • AIが書いた説明文の数字321個(日付を含む)は、プログラムの数字とすべて一致(違う数字で確認待ちになった日は0日)
  • 正しい説明文の数字や符号を1か所変えた70通は、70通すべてを検出
  • AIの利用料は、14日分で約37円(1日あたり約2.7円)

GA4とSearch Consoleを別々に開いて見て、前日や先週との比較も手作業になっている

自社サイトで問い合わせを集めている会社で、サイトの担当者が専任でなく、社長か総務が兼ねている場合、アクセスの数字は、思い出した時にGA4とSearch Consoleを開いて見るだけです。見ても、前日や先週の同じ曜日とどう違うかを毎回自分で比べる必要があり、見る日と見ない日ができます。

そのため、問い合わせが減った日や、検索で急に表示された言葉に気づくのが遅れます。こうした数字の確認を、担当者の記憶と手作業だけに頼らず、毎朝同じ形で受け取れる仕組みとして、本事例を構築しました。

構築した仕組み

数字の読み取りから、Chatworkへの送信までを、下記の6つの工程で構成しています。

  1. 1

    GA4とSearch Consoleから前日までの数字を読み取り

    毎朝、前日までの数字を読み取ります。読み取りだけで、サイトや設定を変更することはありません。

  2. 2

    前日と前週の同じ曜日と比較

    アクセス数・問い合わせ数・検索の表示回数・検索のクリック・平均掲載順位を、前日と前週の同じ曜日と比べて、増減の割合を計算します。

  3. 3

    大きく増減したページと検索語を選ぶ

    前週の同じ曜日と比べて50%以上増減し、かつ件数の差が一定以上のページと検索語を、差の大きい順に最大5件挙げます。

  4. 4

    AI(Claude)が説明文を作成

    プログラムが出した数字の一覧を読み、「何が起きたか」を3〜5文で書きます。原因の推測は書かせません。

  5. 5

    説明文の数字をプログラムの数字と照合

    説明文に出てくる数字を全部抜き出し、プログラムの数字と1つずつ照らし合わせます。1つでも違えば、報告文を作らず、「確認待ち」にして担当者に回します。

  6. 6

    Chatworkに送る形の報告文にして送信

    全部一致した場合に、Chatworkに送る形の報告文にして、毎朝送ります。

数字の取得と計算はプログラムで行い、AIは説明文だけに使う

毎朝の報告の数字は、毎回同じ手順で、正しく計算される必要があります。そのため、数字の取得、前日比・前週同曜日比の計算、大きく増減したページと検索語の選び方、説明文の数字の照合は、AIではなく、あらかじめ決めた手順で動くプログラムで行います。AI(Claude)が書くのは、「何が起きたか」の短い説明文です。数字はプログラムの数字を写すだけで、計算はさせません。

作業担当理由
数字の取得、前日比・前週同曜日比の計算プログラム毎回同じ答えが出る必要があり、AIの判断を入れない
大きく増減したページ・検索語の選び方プログラム基準を決めておき、機械的に挙げるため
「何が起きたか」の短い説明文の作成AI(Claude)数字の並びを、読む人に分かる文章にするため
説明文の数字の照合プログラムAIが数字を間違えても、送る前に止めるため
報告を読んで、何を直すかを決める経営者・担当者対策をとるか、何もしないかは、人が決めるため

検証で使った報告の決まり

  • アクセス数: GA4のセッション数です。
  • 問い合わせ数(キーイベント): GA4のキーイベントの数です。どの操作をキーイベントにするかは、導入時に決めます。
  • 検索の表示回数・検索のクリック・平均掲載順位: Search Consoleのサイト全体の日別の数字です。順位は、数字が小さいほど上です。
  • 比べる相手と計算: 前日と、前週の同じ曜日(7日前)です。増減の割合は、(当日の数字 − 比べる日の数字)÷ 比べる日の数字で、小数1桁の%で出します。順位は、順位同士の差を出します。
  • 大きく増減したページ・検索語: 前週の同じ曜日と比べて50%以上増減し、かつ差が、ページはアクセス5件以上、検索語は表示10回以上のものを、差の大きい順に最大5件挙げます。超える分は、「ほか○件」と件数だけを書きます。
  • 説明文: 3〜5文です。数字は、プログラムが出した文字列をそのまま写し、計算し直したり、新しい数字を作ったりしません。原因の推測は書きません。

毎朝の報告文と、説明文の数字の照合

毎朝の報告文

毎朝、前日のアクセス数・問い合わせ数・検索の表示回数・検索のクリック・平均掲載順位を、前日と前週の同じ曜日と比べて報告します。大きく増減したページと検索語、「何が起きたか」の説明文も付けます。

毎朝の報告 10/21(水)(前日 10/20(火) のアクセスと検索)

前日の数字前日比前週同曜日比
アクセス数−21.6%−2.8%
問い合わせ数(キーイベント)+0.0%+50.0%
検索の表示回数+18.3%+43.8%
検索のクリック+56.4%+69.4%
平均掲載順位(差)−0.3位−0.7位
  • アクセス数

    前日比−21.6%

    前週同曜日比−2.8%

  • 問い合わせ数(キーイベント)

    前日比+0.0%

    前週同曜日比+50.0%

  • 検索の表示回数

    前日比+18.3%

    前週同曜日比+43.8%

  • 検索のクリック

    前日比+56.4%

    前週同曜日比+69.4%

  • 平均掲載順位(差)

    前日比−0.3位

    前週同曜日比−0.7位

検証で作成された10/21朝の報告から、件数・回数・順位の値を除き、増減の率と順位の差だけを載せています。赤字は減少です。順位は数字が小さいほど上のため、−は順位が上がったことを表します。

大きく増減したページ・検索語(前週同曜日と比べて50%以上)

種類対象前週同曜日比
ページブログ記事の1ページ+100.0%
検索語AIエージェントの作り方に関する検索語+93.8%
  • ページ

    対象ブログ記事の1ページ

    前週同曜日比+100.0%

  • 検索語

    対象AIエージェントの作り方に関する検索語

    前週同曜日比+93.8%

同じ日の報告で挙がった2ページ・2検索語から、1ページと1検索語を抜粋。ページの住所と検索語の文字は載せていません。

何が起きたか(AIの説明文)

項目AIの説明文(抜粋)
アクセス数・問い合わせ数10/20(火)のアクセス数は○件で、前日の10/19(月)より-21.6%、前週同曜日の10/13(火)より-2.8%でした。問い合わせ数は○件で、前週同曜日比+50.0%です。
検索検索の表示回数は○回で前週同曜日比+43.8%、検索のクリックは○回で同+69.4%と大きく増え、平均掲載順位も○位に上がりました。
  • アクセス数・問い合わせ数

    AIの説明文(抜粋)10/20(火)のアクセス数は○件で、前日の10/19(月)より-21.6%、前週同曜日の10/13(火)より-2.8%でした。問い合わせ数は○件で、前週同曜日比+50.0%です。

  • 検索

    AIの説明文(抜粋)検索の表示回数は○回で前週同曜日比+43.8%、検索のクリックは○回で同+69.4%と大きく増え、平均掲載順位も○位に上がりました。

同じ日の説明文の抜粋です。件数・回数・順位の値は○に置き換えています。

説明文の数字の照合

AIが書いた説明文は、送る前に、数字をすべて照合します。説明文に出てくる数字(日付を含みます)を全部抜き出し、プログラムの数字の一覧に同じ形で入っているかを、1つずつ確かめます。桁・小数・符号のどれか1つでも違えば、その日の報告文は作らず、確認待ちにします。

照合の例

説明文の数字プログラムの数字照合の結果
−21.6%−21.6%一致
+50.0%+50.0%一致
+21.6%(符号をわざと逆にした説明文)−21.6%違うため、報告文は作らず確認待ち
21.6%(符号をわざと外した説明文)−21.6%違うため、報告文は作らず確認待ち
  • −21.6%

    プログラムの数字−21.6%

    照合の結果一致

  • +50.0%

    プログラムの数字+50.0%

    照合の結果一致

  • +21.6%(符号をわざと逆にした説明文)

    プログラムの数字−21.6%

    照合の結果違うため、報告文は作らず確認待ち

  • 21.6%(符号をわざと外した説明文)

    プログラムの数字−21.6%

    照合の結果違うため、報告文は作らず確認待ち

照合の仕組みを確かめるために試した70通のうち、10/21の説明文で符号を変えた2通と、その結果です。上の2行は、変えていない説明文の数字です。

検証結果

10月30日に、当社サイト(i-gs.co.jp)の10月1日から28日までの実際のデータ(GA4とSearch Console)を読み取り、14日分(10月15日から28日)の朝の報告を作成しました。各朝は、その前日までのデータだけを使っています。アクセス数などの値は伏せ、個数・一致・時間・費用と、増減の率だけを載せています。

報告文の作成にかかった時間は、1日あたり平均6.7秒(最短4.8秒・最長9.9秒)でした。数字の計算は1日あたり0.03秒未満で、残りは説明文の作成です。28日分のデータの取得には、約3.3秒かかりました。

検証した内容対象結果
報告に載せた数字614個元のデータから別の方法で数え直した値と、614個すべてが一致
説明文の数字(日付を含む)321個プログラムの数字と、321個すべてが一致(違う数字で確認待ちになった日は0日)
数字や符号をわざと変えた説明文70通70通すべてを検出
大きく増減したページ・検索語の選び方14日14日すべてが決まりどおり(挙げ漏れ0・余分0)
前日までのデータだけでの作成14日14日すべてで、前日までのデータだけを使っていることを確認

説明文の数字の一致

説明文の数字321個(日付を含む)は、すべてプログラムの数字と一致し、違う数字が入って確認待ちになった日は、14日中0日でした。照合の仕組み自体が違いを見つけられるかは、正しい説明文の数字を1か所変えた説明文、符号を逆にした説明文、符号を外した説明文を70通作って試し、70通すべてを検出しました。

検証の範囲は、GA4とSearch Consoleの数字の取得(読み取りだけ)、比較の計算、大きく増減したページと検索語の選び方、説明文の作成と照合、Chatworkに送る形の報告文の作成までです。Chatworkへの送信と、毎朝の自動実行は検証の対象外で、報告文はファイルに保存しました。照合で確かめるのは、説明文の数字がプログラムの数字と同じかどうかまでです。「増えた」「減った」などの言葉の向きは、機械では照合していません。検証では、14通を読んで、数字の向きと食い違いが無いことを確かめました。本番では、担当者が報告を読む前提です。

導入について

本事例と同規模の仕組みは、AIコンサルティングとして10万円(税別)から構築します。操作説明と手順書も含みます。構築後の運用相談や改修を継続してご依頼いただく場合は、「後藤、貸します。」(月10万円・月15時間から、税別)で対応します。

別途、AIの利用料がかかります。今回の検証では、14日分の説明文の作成で約37円、1日あたり約2.7円でした(2026年10月時点の料金での試算)。必要な契約は、AnthropicのAPI、GA4とSearch Consoleの数字を読み取れるGoogleアカウント、報告の送り先のChatworkです。

毎朝の自動実行と、Chatworkへの送信は、導入時に貴社の環境に合わせて構築します。報告に入れる数字、問い合わせ数にあたる操作をGA4のキーイベントに設定してあるか、大きな増減とみなす基準は、導入時に貴社のサイトに合わせて決めます。GA4とSearch Consoleは、前日分の数字の確定が遅れる場合があるため、毎朝の実行では、数字がそろっている最新の日を対象にします。ほかのサイトや、広告・SNSの数字にも同じ方法を使えるかは、お使いの計測ツールをうかがったうえで判断します。

よくあるご質問

QAIが数字を間違えて報告することはありませんか?

数字の取得と計算はプログラムで行い、AIは、プログラムが出した数字を写して説明文を書きます。説明文の数字は、送る前にプログラムの数字と1つずつ照合し、1つでも違えば、報告文を作らず確認待ちにします。検証では、説明文の数字321個がすべて一致しました。照合で確かめるのは数字が同じかどうかまでで、「増えた」「減った」などの言葉の向きは、機械では照合していません。検証では、14通を読んで、数字の向きと食い違いが無いことを確かめました。本番では、担当者が報告を読む前提です。

Q数字が変わった原因も、AIが書きますか?

書かせない設計です。広告・施策・季節など、データにない話を、AIが事実のように書くことを避けるためです。報告が示すのは、何がどれだけ増減したかまでで、原因の判断と対策は、報告を読んだ担当者が行います。

Q照合で違いが見つかった日は、どうなりますか?

その日の報告文は作らず、「確認待ち」にして担当者に知らせます。プログラムの数字は残っているため、担当者は、その数字を見て判断できます。検証では、確認待ちになった日はありませんでした。

Q問い合わせ数は、フォームの送信数と同じになりますか?

GA4でキーイベントに設定している操作の数を、問い合わせ数として報告します。どの操作をキーイベントにするかは、導入時にGA4の設定を確認して決めます。

Qサイトのデータを、AIが見ることはありますか?

AIに渡すのは、プログラムが計算した数字の一覧(大きく増減したページの住所と検索語を含みます)で、GA4やSearch Consoleの管理画面や、元のデータそのものは渡しません。GA4とSearch Consoleへは読み取りだけで、サイトや設定を変更することはありません。処理には、Claudeの画面ではなく、AnthropicのAPI(自社のシステムからAIを利用する仕組み)を使用します。Anthropicは、APIで送信されたデータを、利用者が許可しない限りAIの学習に使用しないと公表しています。

貴社のサイトの数字でも実現できるか、30分でお答えします

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