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「とりあえずChatGPT」はもう古い?経営者が知るべきAIの今

「とりあえずChatGPT」はもう古い?経営者が知るべきAIの今

代表の後藤です。いきなりですが、質問です。

「AI使ってる?」と聞かれたとき、あなたはどの状況でしょうか?

  • A:ChatGPT使ってます
  • B:複数のAIを使い分けています(きちんと強みを理解して用途ごとに)
  • C:AIを使ってGASやVBAなどのコードを書き、業務を自動化している
  • D:業務改善をするソフトウェアを開発している

基本的な概念として、AI活用には上記4フェーズがあります。2026年のいま、AIはとんでもないスピードで進化しており、「とりあえずChatGPT使っています」は、かなりもったいない状況になっています。

なぜか。AI業界の勢力図が、この1年で大きく変わったからです。

ChatGPTの「一強時代」は終わった

2023〜2024年頃、AI=ChatGPTでした。圧倒的な知名度で、企業も個人もまずChatGPTから始めた。もちろん、私もその一人でした。

ただし、2025年以降は状況が一変しています。本当に一変しているんです。

GoogleがGeminiに本気で投資を始め、AnthropicのClaudeがコーディングと文章能力で別格の評価を受けるようになった(Claude Code)。Perplexityがリサーチ特化で急成長し、ManusがMetaに買収され、自律型AIエージェントという新しいカテゴリが確立した。

要するに「ChatGPTしか選択肢がなかった時代」が終わり、「用途に応じて最適なAIを選ぶ時代」に入ったということです。

「ChatGPTで十分」が危ない理由

「特にChatGPTで困っていないので、このまま使い続けます」

まあわかります。確かにChatGPTは汎用性が高いので、日常業務なら十分こなせます。

ただ、ここで考えてほしいのは「ChatGPTで十分」と「ChatGPTが最適」は違うということです。

例えば、こんな場面。

文章を書く仕事が多い方。Claudeの方が文章力が圧倒的に高い。また、意図を汲み取る力も高く「いい感じにまとめて」レベルの指示で、期待以上のアウトプットが出てくる。ChatGPTだと細かく指示を出さないと同じ品質にならない場合が多い。

Google Workspaceをメインで使っている方。Geminiの方がGmail、スプレッドシート、カレンダーとの連携がネイティブで、明らかに効率が良い。ChatGPTでもAPI経由で連携はできますが、使い勝手がまるで違います。

リサーチと資料作成が多い方。ManusはAIエージェントとして、調べ物も提案書の作成も自動で行ってくれる。しかも、UIが非エンジニア向けなので、どんな方でも問題なく活用できる。

「困っていない」のは、もっと良い選択肢をまだ知らないだけかもしれません。

なぜこの話を経営者に向けて書いているのか

私がこの記事を経営者に向けて書いている理由は明確です。

AIツールの選択は、もはや「個人の好み」ではなく「経営判断」だからです。

社員がChatGPTを使っている会社はまだ多いですよね。でも「なぜChatGPTなのか」を説明できる経営者は少ない。「みんな使ってるから」「最初に入れたから」。正直、これが実態ではないでしょうか。

以前「経営者こそAIを触るべき理由」という記事でも書きましたが、経営者自身がAIの選択肢を理解していないと、正しい判断ができません。

部下から「Claudeを導入したい」と言われたとき。「ChatGPTでいいでしょ」と即答するのか、「用途によってはそっちの方がいいかもね」と言えるのか。この差は今後を考えるとかなり大きいのではないでしょうか(あまり大きいことを言うのは好ましくないですが、ここでは言わせてください)。

2026年のAI勢力図と、私がChatGPTを解約した理由

まず、2026年のAI勢力図をざっくり整理すると、こんな感じです。

Google(Gemini):資金力で圧倒。Google Workspaceとの統合、Nano Banana Proの画像生成、NotebookLMの資料分析に強み。エコシステムの強さは他と大きな差別化に。

Anthropic(Claude):コーディングと文章能力で突出。Claude Codeは開発者コミュニティで事実上のスタンダードに。私も自社サイトを4時間で構築したのはClaude Codeを使用しています。

OpenAI(ChatGPT):知名度は依然トップ。新プランGoで低価格帯を拡充(Googleも同様の低価格プランを発表済)。ただし広告導入の予定が懸念材料。汎用性は高いが、突出した強みが見えにくくなっている。

Meta(Manus):自律型AIエージェントという新カテゴリ。「指示すれば勝手に動く」という体験は、既存のチャット型AIとは別物。

このように、もはや「ChatGPT vs 〇〇」という構図ではなく、「用途ごとに最適なAIを選ぶ」時代です。

そして、別の記事でも書きましたが、私はChatGPTを解約しています。それにより、困ったことは正直ほとんど(というより一切)ありません。

ChatGPTが「悪い」わけではありません。ただ、「あえてChatGPTを選ぶ理由」が見つからなくなった。他のツールの方が、自分の用途に合っていた。それだけのことです。

結局、どうすればいい?

まずやるべきことはシンプルで、「自社でメインのAIは何を使っているか」を棚卸しすること。

メール作成がメインならGeminiかClaude。開発をやりたいならClaude CodeかManus。用途が明確になれば、最適なツールは自然と絞られます。

各ツールの料金プランや詳しい比較はこちらのPDF資料(無料)にまとめてあります。社内検討の材料にしてください。


最後に

「とりあえずChatGPT」は、2023~2024年の正解でした。でも2026年は違う。

AIツールの選択は経営判断です。そして、正しい判断をするためには、選択肢を知っていることが前提になる。

「うちはChatGPTのままでいいのかな?」そう思った方は、ぜひお気軽にご相談ください。雑談レベルで構いません。

お問い合わせはこちら:https://www.i-gs.co.jp/contact

よくある質問

Q. ChatGPTはもう使わない方がいい?

A. そんなことはありません。ChatGPTは優秀なツールです。ただ、用途によってはGeminiやClaudeの方が適している場合があります。不満がなければそのままでも問題ありません。

Q. ChatGPTから乗り換えるならどれがいい?

A. Google Workspaceを使っているならGemini、文章作成や開発が多いならClaudeがおすすめです。用途に応じて選ぶのが基本です。

Q. 無料でもChatGPT以外を試せる?

A. 試せます。Gemini、Claude、などはいずれも無料版があります。まずは試してみて比較するのがおすすめです(ただし、現在は8ドルなどの定額プランもあります。まず有料プランで試すのが理想ではあります)。

Q. 全部のAIを契約する必要がある?

A. ありません。メインを1〜2つ決めて、必要に応じて特化型を追加するのが効率的です。

Q. 社内でAIツールを統一すべき?

A. 必ずしも統一する必要はありません。部門や業務内容によって最適なツールは異なります。ただし、データの集約先は意識しておいた方がいいです。

Q. ChatGPTの広告導入はどうなる?

A. サム・アルトマンが広告導入を予定していると発言しています。無料版やGoプランが対象になる見込みですが、詳細は未定です。

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