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Gemini活用法30選~仕事で使えるGoogle AIの使い方を全解説【2026年版】~

Gemini活用法30選~仕事で使えるGoogle AIの使い方を全解説【2026年版】~
後藤 佑輔

この記事を書いた人

後藤 佑輔

IGS代表

大和証券・アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeで自社業務の多くを自動化し、AI事業開発を行っている。

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代表の後藤です。

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Geminiって、仕事で実際どう活用すればいいの?」と聞かれることが増えました。

Gメール、ドキュメント、スプレッドシート。普段の仕事がGoogle中心の会社なら、実はGeminiはもう手の中にあります。

私自身は開発や文章を書くことが多いのでClaudeメイン(ChatGPTの有料プランを解約した話にも書いたとおり、AIは用途で選ぶ時代です)ですが、普段からGoogleを使っている方には、その環境を十分に生かせるGeminiをおすすめしています。

理由はシンプルで、Gメール、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブなど、普段使っているツールをすべて連携して最大限AIを活用できるから。

つまり、あなたの情報資産をAIによりフル活用できる

この記事では、Google環境をフルに活用できる「Geminiの活用法30選」を、2026年6月時点の最新機能に合わせて更新してお届けします。

※2026年8月12日に、モデル名・料金・注意点を追記しています

まず押さえたい、2026年のGeminiの進化3つ

この1年で、Geminiは「チャットで質問するAI」から「業務に組み込むAI」に大きく進化しました。

  • Workspace Studioが一般提供に:2026年1月から順次、3月に全ユーザーへ展開。やりたい自動化を言葉で伝えるだけで、Geminiが仕組み(フロー)を作ってくれます(詳しくは本編5つ目)
  • スプレッドシートの「AI関数」が日本語対応:2025年9月以降順次。関数を書く感覚でAIに分析を頼めます(詳しくは本編2つ目)
  • モデルが「Gemini 3」世代に:文章も分析も一段賢く、画像生成も「Nano Banana Pro」に進化しています

補足(2026年8月12日時点でのGoogle公式ページ確認):

現行のモデルは、

  • 日常的な作業に向いた高速モデル「Gemini 3.6 Flash」
  • 複雑な分析や企画立案に強い「Gemini 3.1 Pro」
  • じっくり考えるタイプの「Gemini 3.1 Deep Think」

などとして案内されています。

また画像生成は、公式ページ上では「Gemini Image(Nano Banana)」という名称で掲載されています。モデル名は今後も更新されるため、最新情報はGoogle公式のモデル紹介ページでご確認ください。

では、本編です。

パート1:ベスト7選

❶ Gem × NotebookLM で「自社専用AIアドバイザー」の作成

これまで、提案書や契約書など、資料が溢まってしまって「今回と同じような案件資料どこかにあったよな?」みたいなことありませんか?それを解決するアイディアです。

どんなことができるのか?

簡潔にお伝えすると「これまでの自社の情報を簡単に見つけることができ、今回の案件向けにアドバイスをくれる」仕組み。

  • 自社の提案書、契約書、議事録などをNotebookLMにまとめて入れておく
  • それをGemに接続して「過去に似た提案ある?」と聞くだけで、自社の蓄積の中から引き出してくれる
  • さらに今回の案件についてヒアリングしてくれて、「今回はこういう提案はいかが?」とアドバイスまでくれる

このようなイメージです。これまで担当者が何時間もかけていた作業を大幅に短縮できます。


❷ AI関数で、スプレッドシートが「分析ツール」に

皆さん、スプレッドシートで=SUM()とか=VLOOKUP()とか使いますよね。

あの感覚で=AI("この問い合わせをクレーム/質問/要望に分類して", A2)と文字で書くだけでAIが内容を分析してくれます。

たとえば、「顧客アンケートの自由記述」が100件あるとします。

これを自身で分類すると半日はかかる。でもこの関数を書いて下にコピーすれば、数分で終わります。

ほかにもキャッチコピーの生成、住所データの正規化、文章のブラッシュアップなど、以前はGAS(Google Apps Script=Googleのプログラミング機能)が必要だったことが関数1つでできるようになりました。

2025年9月以降、日本語にも順次対応しています(企業向けはBusiness Standard以上のプランで利用できます)。


❸ 「Deep Research」で競合調査が5分で

リサーチって意外と時間を使いますよね。

私はコンサルティングファーム出身なので、リサーチの大変さや時間のかかり具合は認識しているつもりです。

Deep Research(ディープリサーチ)とは、Geminiの機能の1つです。

指示を出すと、Geminiが複数のWebサイトを自動で巡回して、構造化されたレポートにまとめてくれる機能です。

〇〇業界の主要3社について、直近の動向と強み・弱みを調査して」と打つだけ。出典付き。

半日かけていた調査が約5分で終わります。


❹ @Gmail × @Googleドライブで「メールとファイルの横断検索」

先月A社に送った見積もりの最新状況を把握したい

普通にやると、①Gmailで検索→②ドライブで検索→③それを突き合わせる、という3ステップになりますよね。

Geminiでは「@Gmail」と「@Googleドライブ」を文章に含めて「先月A社に送った見積もりの件、最新の状況まとめて」と打つだけで、メールとファイルを同時に検索して1つの回答にまとめてくれます。

Gメール、ドライブ、カレンダー、Meetのすべてが連携しているからこそできる。

まさにAI時代に「情報をGoogleに寄せる」最大の理由かもしれません。


❺ Workspace Studioで毎朝の業務確認を全自動化

毎朝、「メール確認」して、「カレンダー」見て、「チャット確認」して。この一連の作業って地味に時間かかりますよね。

2026年に一般提供が始まったWorkspace Studioを使えば、「毎朝9時に、未返信メール+今日の予定+ドライブの更新ファイルをGeminiにまとめさせて、Google Chatに自動投稿する」というフローがノーコード(プログラミングなし)で作れます。やりたいことを言葉で伝えると、Geminiがフローのたたき台まで作ってくれます。

朝起きたらブリーフィングが届いている状態。一人社長や少人数のチームには特に効果的かと思います。


❻ NotebookLMの音声解説で、50ページの資料を「聴くだけ」でインプット

読まなきゃいけない資料があるけど、読む時間がない

経営者なら日常的にありますよね。NotebookLMにPDFをアップロードすると、ポッドキャスト風の音声解説を自動で作ってくれます。

しかもただの読み上げではなく、「二人の話者の対話形式」で解説してくれるので意外と頭に入る。

通勤中にイヤホンで聴くだけでインプットが完了します。「読む時間」を「聴く時間」に変換できるのはかなり大きいです。


❼ Google Meet × Geminiで、「会議後すぐにTODOが確定」する

以前、AI議事録の活用法という記事を書きましたが、Google Meetとの組み合わせも進化しています。Meetで会議をすると自動で議事録が生成されます。

それをGeminiに「決定事項とTODOを担当者別にまとめて」と投げるだけ。

議事録を取ること自体がゴールではなく、「次に何をするか」が明確になるところまでが5分以内に完結する。AI議事録の活用法を模索している経営者も多いと思うので、ここまでは最低限対応すると良いと思います。

パート2:残り23選

ここからはカテゴリ別に簡単にご紹介します。気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。

Gメール × Gemini

#

活用法

どういうこと?

8

メールのやり取りの要約

30通のやりとりを「要点3つにまとめて」で即把握

9

返信メールの自動下書き

受信メールの文脈を読んだ上で返信メール案を生成

10

案件の引き継ぎ資料

「A社との半年間のやりとりを時系列で」と聞くだけ

スプレッドシート × Gemini

#

活用法

どういうこと?

11

日本語(言葉)でデータ分析

サイドパネルに「前月比20%以上伸びた商品は?」と入力するだけ

12

グラフの自動生成

「このデータで推移グラフを作って」でビジュアル化

13

レビューからキーワード抽出

=AI関数 で商品レビューから頻出キーワードを自動抽出

14

ドライブにある議事録をスプレッドシートから直接要約

サイドパネルからドライブ内の議事録を要約できる

15

数式を日本語で生成

「やりたいこと」を書くだけで適切な関数を提案してくれる

ドキュメント × Gemini

#

活用法

どういうこと?

16

提案書の壁打ち

書きかけの提案書に「弱点を3つ指摘して」と聞ける

17

議事録→報告書に変換

「箇条書きメモ」を整った文章に一発変換

18

AIと共同編集

書きながらリアルタイムでGeminiに質問・修正を頼める

スライド × Gemini

#

活用法

どういうこと?

19

ドキュメントからスライド自動生成

企画書からプレゼン資料をワンクリックで作成

20

AI画像を挿入

テキスト指示だけでスライド用ビジュアルを生成

21

既存スライドの添削・改善

サイドパネルでプレゼンの改善点や誤字脱字を聞ける

Google Chat × Gemini

#

活用法

どういうこと?

22

チャットの未読を要約

グループチャットの未読分をGeminiが要約してくれる

ドライブ × Gemini

#

活用法

どういうこと?

23

Geminiがフォルダ上部に要点を自動表示してくれる

フォルダを開くだけで中身の要約をGeminiが表示(順次展開中)

24

ファイルの横断検索

「先月更新された重要ファイルは?」で即検索

Gem(Geminiアプリ)

#

活用法

どういうこと?

25

長文を構造化

Canvas(キャンバス=Geminiの文書編集機能)でレポートを報告書に一発整形

26

AIが自分の好みを覚える

Geminiの「記憶」機能で、使うほど自分仕様に育つ

27

役割別のAI専門家を使う

あらかじめ内蔵されたAIアシスタントで営業・分析・ライティング等を即起動できる

28

カスタムAIをチームに共有

自分が作ったGemを社内メンバーにワンクリックで配布

NotebookLM

#

活用法

どういうこと?

29

社内マニュアルをFAQ化

就業規則や手続き書類を入れておけば社員の質問にAIが即回答

Workspace Studio・AppSheet

#

活用法

どういうこと?

30

AppSheet× Geminiで「領収書撮影→金額自動抽出→経費申請」の作成

AppSheet× Geminiで経費申請や在庫管理などの業務アプリをノーコードで作れる

後藤、貸します。

AIに任せる業務の整理から頼めます

最後に

中小企業にとってのAI活用の正解は、新しいツールをどんどん契約することではなく、今すでに使っているツールの中でAIを動かすことだと実感しています。

Google環境を使っている企業なら、Geminiはもう手の中にあります。追加料金なしで、今日から試せる。この記事で紹介した30個のうち、まずは1つだけでも試してみてください。

「アイディアはよくわかったけど、そもそも何から始めたらいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら:https://www.i-gs.co.jp/contact

Geminiの料金プラン(2026年8月12日時点)

2026年8月12日時点でGoogle公式サイト上に表示されていた内容を整理します。

価格や条件は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

法人向け(Google Workspace)の場合

会社でGoogle Workspaceを契約している場合は、そのプランにGeminiが含まれています。

公式サイト(日本向け)に表示されていた1ユーザーあたりの月額は以下のとおりです。

プラン

1ユーザーあたりの月額(表示価格)

Business Starter

800円

Business Standard

1,600円

Business Plus

2,500円

Enterprise

お問い合わせ(個別見積もり)

上記は公式サイト上の表示価格で、税込・税別の表記はページ上で確認できませんでした。

また年間プランにすると割引がある旨も記載されています。正式な金額は契約前にGoogle Workspace公式の料金ページでご確認ください。

個人向けのプラン

個人のGoogleアカウント向けには「Google AI Plus」「Google AI Pro」「Google AI Ultra」の3段階の有料プランが用意されています。

上のプランほど使えるモデルが高性能になり、ストレージ容量も増えます。月額料金は公式サイト上で国・地域ごとに表示される仕組みのため、本記事では金額を記載せず、Google AIプラン公式ページでのご確認をお願いします。

Geminiを業務で使う際の注意点

Geminiを日々の業務に組み込む前に、次の3点は必ず押さえておいてください。

  • 出力の正確性を必ず確認する:
    Geminiが生成する文章や分析結果には誤りが含まれることがあります。重要な資料や顧客への提出物は、そのまま使わずに人の目で確認してください
  • 機密情報・個人情報を入力しない:
    取引先情報や顧客の個人情報、社外秘の数値などを直接入力しないよう、社内であらかじめルールを決めておくことをおすすめします
  • 最終判断は人が行う:
    Geminiはあくまで下書き作成や壁打ち相手です。契約内容の確認や重要な意思決定の最終判断は、必ず人が行ってください

よくある質問

Q. Geminiを使うのに追加料金はかかりますか?

A. Google Workspaceの有料プランをお使いであれば、Geminiは標準搭載されています。追加料金は不要です。個人のGoogleアカウントでも一部の機能は無料で使えます。

Q. ChatGPTやClaudeは不要になりますか?

A. すべてGeminiにする必要はありません。Geminiの強みは「Google環境との統合」に尽きます。逆にGoogleの外で完結する作業は、用途に応じて他のAIを使った方がいい場合もあります。

Q. 今回のアイディアは基本費用が掛かりますか?

A. GeminiアプリやNotebookLMの基本機能は無料でも使えます。ただし、ドキュメントやスプレッドシートのサイドパネル分析やAI関数(Business Standard以上)、Meetの要約機能などは有料プランが必要です。また、日常利用の性能面からみても有料プランをおすすめします。

Q. GoogleのAIでドキュメントやPDFをビジネスで活用する方法は?

A. 本文で紹介したとおり、Googleドライブ内のGeminiはフォルダを開くだけで中身の要点を自動表示し、Gmailとドライブの横断検索でファイル探しの手間を減らせます。さらにGemとNotebookLMを組み合わせれば、社内のPDFやドキュメントを読み込ませて「自社専用AIアドバイザー」として質問形式で参照できます。長い資料はNotebookLMの音声解説機能で音声化し、移動時間などに「聴くだけ」で内容を把握することも可能です。

Q. Googleの要約ツールをビジネスで活用する方法は?

A. Geminiの要約機能は複数の場所で使えます。本文で紹介したとおり、Google Chatでチャットの未読を要約したり、スプレッドシートからドライブ内の議事録を直接要約したりできます。会議ではGoogle Meetとの組み合わせで、会議後すぐにTODOを確定させることも可能です。Gmailでもメールのやり取りを要約し、返信メールの下書きを自動作成できるため、日々の情報整理にGeminiを使うのが現実的な出発点になります。

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後藤 佑輔

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後藤 佑輔

IGS代表

大和証券・アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeで自社業務の多くを自動化し、AI事業開発を行っている。

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