
代表の後藤です。
今日の記事は特に気合が入っています。なぜか?
ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity、GenSpark、NotebookLM、Dify、Manus...
2025年以降、生成AIツールは爆発的に増えました。そんななか
「AIツールって多すぎるし、変化も早すぎてもう追いつけない」
「とりあえずChatGPTを使っている」
「正直、他のツールとの違いがよくわからない」
という声を日常でよく耳にします。
そんな声にお応えして、「私が実際に全ツール課金してわかった、本当におすすめなツールは何か」を徹底解説した資料を用意しました。ぜひ最後までご覧ください。
AIツールは「3つのカテゴリ」に分けられる
AIツールを理解する上で重要なのが「カテゴリ分け」です。ここでは大きく3つに分類します。
カテゴリA:普段使いAI:ChatGPT / Gemini / Claude
所謂主要でよく知られているAIです。メール作成、文章チェック、アイデア出し、画像生成など、日常業務のほぼすべてをカバーするツール。まずはここから選ぶのが基本です。
カテゴリB:特化型AI:Perplexity / GenSpark / NotebookLM
リサーチ特化、複数AI横断比較、資料の一括分析など、特定の使い方で強みを発揮するツール。普段使いAIを決めた後、「ほかの用途も欲しいな」と思ったときに追加するイメージです。
カテゴリC:AI開発ツール:Claude Code / Dify / Manus
AIを活用して自分でツールやアプリを作るカテゴリ。Webサイト構築や社内アプリ開発など、カテゴリA・Bとは少し毛色が異なります。
9ツールすべてのプラン別料金・機能比較表をまとめた完全ガイドを先に見たい方は下記からダウンロードできます。
それでは、各カテゴリを詳しく見ていきましょう。
【カテゴリA】普段使いAI:ChatGPT / Gemini / Claude
まずは「普段使いAI」。この3つがAI業界の主要プレイヤーです。この3つの関係性を押さえておけば、AI業界の動きがグッとわかりやすくなります。
ChatGPT(OpenAI)
2026年1月にプラン体系が刷新され、新プラン「Go」が追加されました。
プラン | 月額 | 使用モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
Free | 無料 | GPT-5.2 Instant | 基本機能のみ、広告あり |
Go | $8(約1,200円) | GPT-5.2 Instant | メモリ等強化、広告あり |
Plus | $20(約3,000円) | GPT-5.2 Thinking | 広告なし、データ分析強化 |
Pro | $200(約30,000円) | GPT-5.2 Pro | 新機能の早期プレビュー |
正直な感想としては、ChatGPTは「いい意味でも悪い意味でも普通」です。私もAIを使い始めてからずっとChatGPTでしたが、いまはほとんど使っていません。新プランGoが$8で追加され低価格帯の選択肢が増えたのは良い点ですが、サム・アルトマンが広告を出す予定と発言しているのは懸念点。Proプランは$200/月と高額で、ほとんどの方には不要かと。ビジネス利用であればPlus以上がおすすめです。
Gemini(Google)
2026年1月に「AI Plus」と「AI Ultra」が追加されました。
プラン | 月額 | 使用モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
Free | 無料 | Gemini 3 Fast | 基本機能のみ |
AI Plus | 1,200円 | Gemini 3 Fast / Thinking | 画像生成100枚/日 |
AI Pro | 2,900円 | Gemini 3 Fast / Thinking / Pro | Deep Research 20回/日 |
AI Ultra | 36,400円 | 全モデル | AIクレジット25,000/月 |
現在、私のメインの1つです。理由は2つ。1つ目はGoogleの資金力。AI開発競争においてChatGPTよりも長く生き残る可能性が高いと判断し、データはGoogleに集約しておくべきだと考えています。2つ目は画像生成。Nano Banana Proの品質が非常に高く、ブログのアイキャッチやSNSの画像を作るのに重宝しています。ビジネス利用であればAI Pro以上がおすすめです。
Claude(Anthropic)
プラン | 月額 | 使用モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
Free | 無料 | Sonnet 4.5(制限あり) | デスクトップ拡張機能 |
Pro | $20(約3,000円) | Opus 4.5 / Sonnet 4.5 / Haiku 4.5 | Claude Code対応 |
Max 5x | $100(約15,000円) | 同上 | 利用量5倍、優先アクセス |
Max 20x | $200(約30,000円) | 同上 | 利用量20倍、Cowork対応、新機能早期アクセス |
Claudeも私のメインの1つ。特に感じるのは「意図を汲み取る力」です。ChatGPTやGeminiだと細かく指示を出さないと期待通りの出力が得られないことがありますが、Claudeは「とりあえずやっておいて」レベルの抽象的な指示でも意図を理解して形にしてくれる。「文章能力」も高いので、文章を書く機会が多い方には特におすすめです。画像生成機能がないのは弱点ですが、開発(Claude Code)と文章作成の2つが突出しているので、私はMaxプランで使っています。
この3つのAIの詳しい比較はこちらの記事でも解説しています。
【カテゴリB】特化型AI:Perplexity / GenSpark / NotebookLM
カテゴリBは、普段使いAIとは性質が違い、特定の用途で強みを持っています。普段使いAIを決めた後、「ほかの用途も欲しいな」と思ったときに追加で使うイメージです。
Perplexity:リサーチ特化AI検索
リアルタイムに回答を検索できる(ソース付)AI検索エンジンです。
プラン | 月額 | 使用モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
Free | 無料 | 基本モデル | Quick Search無制限 |
Pro | $20(約3,000円) | GPT-5.2 / Claude Sonnet 4.5 / Gemini 3 Pro等 | Pro Search 600+回/日 |
Max | $200(約30,000円) | Pro + o3-Pro, Claude Opus 4.5等 | Deep Research無制限 |
特にリサーチに強く、最新情報を知りたいときに便利です。例えば「IT導入補助金の最新の申請条件、今年変わったっけ?」のような場面。こうした「サクッと正確に知りたい」用途に使えます。ただし、ChatGPTやGeminiのような汎用的な使い方(メール作成やアイデア出し)には向いていない。あくまで「普段使いAIの補助」として併用するのがベストです。リサーチはChatGPT・GeminiなどのDeep Researchでも代用可能なので、個人的には無料版で十分かなと。
GenSpark:複数AI横断比較
1つの質問に対して複数のAIの回答を比較できる「AIのハブ」です。
プラン | 月額 | クレジット | 特徴 |
|---|---|---|---|
Free | 無料 | 100/日 | 基本機能 |
Plus | $24.99(約3,750円) | 10,000/月 | AI Slides/Docs/Sheets |
Pro | $249.99(約37,500円) | 125,000/月 | Plusのプロフェッショナル版 |
「GenSpark1つで複数のAIを使える」のが特徴で、GPT-5.2、Claude Opus 4.5、Gemini 3 Pro、Grok4など主要AIを横断比較できます。ただしデメリットは、データが蓄積されないこと。GeminiやClaudeであれば使うほど自分のデータが貯まりAIが最適化されていきますが、GenSparkにはその蓄積がない。まず色々なAIを試したい方が利用するイメージで、有料で活用する場合はPlusで十分です。なお、Plus/Proプランでは2026年末までLLMチャットとAI画像生成がクレジット消費なしで無制限利用可能とのこと。
NotebookLM(Google):資料一括分析
大量の資料を読み込ませて「この中から答えて」とAIに質問できるツール。いわば「自社専用のAI秘書」を作るイメージです。
プラン | 月額 | 資料読込数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
無料版 | 無料 | 50ソース/NB | 基本機能 |
in Plus | 1,200円 | 100ソース/NB | スライド生成(制限あり) |
in Pro | 2,900円 | 300ソース/NB | スライド生成あり |
in Ultra | 36,400円 | 600ソース/NB | 全機能 |
過去チャット、社内マニュアル、契約書など、大量の資料をまとめて読み込ませてAIに質問できるのが最大の強み。しかもGoogleが提供しているので無料で始められます。Nano Banana Proを使ったスライド生成機能も追加されたので、資料からそのままプレゼンを作れるようにもなりました。NotebookLMはGeminiのプランに含まれるので、Geminiユーザーは追加費用なしで活用できるのも利点です。
※NotebookLMの単独有料プランは廃止され、Google AIプラン(AI Pro / AI Ultra)の一部として提供されています。
【カテゴリC】AI開発ツール:Claude Code / Dify / Manus
カテゴリCは「AIを使って自分でツールやアプリを作る」ためのツール群です。カテゴリA・Bとは少し毛色が異なります。バイブコーディングに興味がある方は特に注目のカテゴリです。
Claude Code(Anthropic):AIコーディングアシスタント
ターミナルベースのAIコーディングアシスタント。Claudeの有料プランに含まれています。
プラン | 月額 | 利用制限 | 特徴 |
|---|---|---|---|
Claude Pro | $20(約3,000円) | 標準 | コード読み書き・実行 |
Claude Max 5x | $100(約15,000円) | Proの5倍 | Pro機能 + 強化利用量 |
Claude Max 20x | $200(約30,000円) | Proの20倍 | Cowork(macOS AIペアプログラミング)対応 |
私は通常、Claude Codeでツール開発をしています。コーディングがかなり速く、海外でも特に使われている印象です。以前はManusで同じような開発をしていましたが、クレジット消費が気になり乗り換えました。一度作ってしまえばランニングコストはほぼゼロ。初期設定のハードル(ターミナル操作)さえ超えれば、非エンジニアでもツールが自作できます。実際に自社サイトを4時間で構築したり、X投稿を自動化したりしています。
Dify(Lang Genius):ノーコードAIアプリビルダー
コードを書かずにAIアプリを作れるツールです。
プラン | 月額 | メッセージクレジット | 特徴 |
|---|---|---|---|
Sandbox(無料) | 無料 | 200(初回のみ) | アプリ5個、50MBストレージ |
Professional | $59(約8,850円) | 5,000/月 | アプリ50個、5GBストレージ |
Team | $159(約23,850円) | 10,000/月 | メンバー50人 |
DifyはClaude Codeより始めやすいです。例えば「メールが来たら→AIが内容を分類→Slackに通知」といった業務フローを、画面上でパーツを並べるだけで構築できる。個人で試すなら無料版で十分。GeminiのGAS連携などでも業務フローは改善可能なので、「業務フローを自動化したい」という明確な目標がある方におすすめです。
Manus(Meta):自律型AIエージェント
2026年初頭にMetaに買収された自律型AIエージェントです。
プラン | 月額 | 月間クレジット | 特徴 |
|---|---|---|---|
プラン① | $20(約3,000円) | 4,000 | リサーチ / Web作成 / スライド作成 |
プラン② | $40(約6,000円) | 8,000 | 同上(利用量強化) |
プラン③ | $200(約30,000円) | 40,000 | 同上(利用量最大) |
Manusは自律型AIエージェントとしてかなり優秀。「指示すれば勝手に判断して動いてくれる」ので、上記のなかでは一番難易度が低く、初心者には特におすすめです。リサーチとスライド作成が得意なので、「とりあえず明日のプレゼン資料作りたい」みたいな場面で最適。Metaの傘下に入ったことで今後の進化にも期待できます。ただしクレジット制なので、使い方次第では消費が早い。個人的には一番おすすめのAIエージェントです。
AI開発ツールの具体的な活用事例はAIで作れるツールのアイデア6選でも紹介しています。
結局、どう選べばいい?
ここまで各ツールを見てきましたが、結局は「やりたいこと」から逆算するのが一番わかりやすいです。
やりたいこと | おすすめツール | カテゴリ |
|---|---|---|
AIをビジネスで利用したい(全般) | Gemini | A:普段使い |
AIをビジネスで利用したい(文章メイン) | Claude | A:普段使い |
リサーチしたい | Perplexity / Manus | B:特化型 / C:開発 |
画像生成 | Gemini(Nano Banana Pro) | A:普段使い |
大量の資料を分析したい | NotebookLM | B:特化型 |
ツール・アプリ開発 | Manus / Claude Code | C:開発 |
業務自動化ツールを作りたい | Dify | C:開発 |
色んなAIを比較したい | GenSpark | B:特化型 |
迷ったらまずGemini(無料版)から始めてみてください。そこから用途に応じてClaudeやPerplexityなどを追加していくのが、失敗しにくい選び方です。
参考:私のAI使い分け
参考までに、私自身の使い分けを紹介します。メインは「Gemini(Google AI Pro)」と「Claude(Max)」の2つです。
ChatGPTはほとんど利用しなくなりました。日常的に使っているのがGeminiとClaudeで、なかでもClaudeは最上位のMaxプランでメインで使っています。理由は、私自身「開発」と「文章作成」をよく使うため。ただし、Googleにも情報を蓄積させたいのと、Nano Banana Proの画像生成、そしてNotebookLMの資料分析があるのでGeminiも外せません。さらに、Manusもリサーチやスライド作成に活用しており、クレジットを定期的に追加しながら使用しています。
さらに詳しく比較したい方へ ― 完全ガイド(PDF)
今回の記事では各ツールの概要と選び方を中心にお伝えしましたが、「もっと細かくプラン別の料金や機能を比較したい」という方向けに、9ツールすべてのプラン別比較表をまとめた完全ガイド(PDF)をご用意しています。
ガイドには記事では載せきれなかった内容も多く含まれています。例えば、各AIにまったく同じ条件でスライドを作らせた「スライド作成AI対決」の結果と総合ランキングなど。
最後に
AIツールは「どれを選ぶか」で業務効率がまったく変わります。ただ、ツールが多すぎて全部試すのは現実的ではないですよね。
「うちの業務だとどれが合うかな?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。雑談レベルで構いません。
お問い合わせはこちら:https://www.i-gs.co.jp/contact
よくある質問
Q. AIツールが多すぎてどれを選べばいいかわからない。
A. まずは「普段使いAI」から1つ選ぶのがおすすめ。迷ったらGemini(無料版)から始めてみてください。
Q. ChatGPTとGeminiの違いは?
A. 基本性能に大きな差はありませんが、GeminiはGoogle Workspace連携と画像生成(Nano Banana Pro)が強みです。ChatGPTは新プランGoで低価格帯が充実しましたが、広告導入の予定が懸念点です。
Q. ClaudeはChatGPTやGeminiと何が違う?
A. 意図を汲み取る力と文章能力が突出しています。特にコーディング(Claude Code)では他の2つと明確な差があります。画像生成機能がないのは弱点です。
Q. Perplexityは無料で十分?
A. 個人的には十分です。リサーチ用途はChatGPTやGeminiのDeep Researchでも代用可能なので、特化した使い方をしない限り無料版で問題ありません。
Q. ManusはMetaに買収されたけど大丈夫?
A. むしろMetaの傘下に入ったことで資本力が増し、今後の進化に期待できます。自律型AIエージェントとしては一番おすすめです。
Q. 非エンジニアでもAI開発ツールは使える?
A. 使えます。ManusやDifyはノーコードで始められます。Claude Codeは初期設定(ターミナル操作)のハードルがありますが、一度超えれば非エンジニアでも十分活用可能です。
Q. スライドを作るならどのAIがいい?
A. ビジネス利用ではClaudeとManusが上位。詳しくは完全ガイド(PDF)にスライド作成AI対決の結果を掲載しています。
Q. 全部のAIを契約する必要がある?
A. ありません。普段使いAI1つ+必要に応じて特化型を追加するのが基本。私の場合はGemini + Claudeの2つがメインです。
