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1人社長がClaude Code × MCPで業務を自動化している話

1人社長がClaude Code × MCPで業務を自動化している話

この自動化を、御社の仕事で動かす相談(30分・無料)→

後藤佑輔

この記事の著者

後藤 佑輔

IGS代表

大和証券、アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeと共に、一部Meta公式APIを使用した6つのWebサイトの開発・運用から、SNS投稿の完全自動化、バックオフィス自動化などを一人で行う。開始9か月で検索からの訪問は累計1万クリックを超え、「Claude AIエージェント 作り方」ではGoogle検索1位を獲得した。

AIに任せる仕組みを、御社の仕事にも。任せる仕事を1つ決めるところから、後藤本人が一緒に作ります。サービス内容を見る

代表の後藤です。

10個

これ、何の数字かというと、私がClaude Codeに繋いでいる外部サービスの数です。

Chatwork、Gmail、Googleカレンダー、freee(会計)、microCMS(ブログ)、GA4(アクセス分析)、Search Console(検索分析)、X、Supabase(データベース)、Googleドライブ。

何がすごいかというと、朝「おはよう」と打つだけで、メールやチャットの未返信メッセージ一覧が出てきて、今日のスケジュールと一緒にToDoリストを出してくれる。

「今月の経費まとめて」と言えば、freeeの未処理明細を取得して仕訳案を作ってくれる。

これ、全部1人でやっています。

今回は、この仕組みを可能にしている「MCP」という技術と、私が実際にどう使っているかを公開します。

MCP(Model Context Protocol)とは?

まず「MCPって何?」という話から。

簡単に言うと、AIと外部サービスを繋ぐための共通規格です。

Claude Codeに「GmailのMCPサーバー」を繋ぐと、Claudeが直接Gmailにアクセスして未読メールを確認できるようになる。「freeeのMCPサーバー」を繋げば、会計データを直接取得できる。

要するに、AIがそのツールを直接触れるようになる仕組みです。

MCP自体はAnthropic(Claudeの開発元)が2024年末に公開した規格です。今ではfreee、Chatwork、Google系サービスなど、多くの業務ツールがMCP対応しています。

実際にやっていること①「朝の業務開始が30秒で終わる」

以前は、Gmail開いて、Chatwork開いて、カレンダー開いて…と、これだけで10分以上かかっていました。今は「おはよう」と打つだけです。

地味に結構使えます。毎朝の10分が30秒になるのは大きい。

実際にやっていること②「ブログ記事が”企画だけで完成”する」

この記事も含め、ブログ記事の制作を大幅に自動化しています。

やっていること:

  1. 企画(テーマ)を伝える
  2. AIがキーワード調査(Search Consoleの検索データも分析)
  3. 記事を執筆
  4. アイキャッチ画像を自動生成
  5. microCMSに下書き投稿

1~5が一気通貫で進みます。

さらに、noteへの転載用原稿も自動生成。

内容やCTA差し替え、ハッシュタグ付与まで全部やってくれます。

手動の際は、1記事に半日かかることもありましたが、今はテーマさえ決まれば大部分が自動です。

もちろん最終チェックと微調整は自分でやりますが、私が普段伝えたいことを学習しているので、ブログに対する負担がまったく違います。

実際にやっていること③「X・Threadsに24時間自動投稿」

AIニュースの自動収集・投稿も自動化しています。

  • AIが最新ニュースを自動収集
  • 重要度をランキングして投稿順を決定
  • 画像付きでX・Threadsに自動投稿
  • 1日あたりX 8件、Threads 5件を時間帯を分散して投稿

PCの蓋を閉じていても投稿が続きます。

GitHub Actions(クラウドのスケジューラ)を使っているので、自分のPCが起動していなくても24時間動き続けます。SNS運用を「手で毎日投稿する」から「仕組みで回す」に変えたことで、投稿の継続性が格段に上がりました。

AIコンサルティング

この記事の仕組みを、御社の業務で作れます。

実際にやっていること④「サイトのアクセス分析が一言で済む」

「最近のアクセスどうなってる?」と聞くだけで、GA4のデータを取得して分析してくれます。

たとえば今日も「モバイルの滞在時間が短い原因を調べて」と指示したら、デバイス別のデータを取得→ページ別に分析→「外部リンクからの直帰が原因で、モバイル表示自体には問題なし」という結論まで出してくれました。

Search Consoleのデータも同時に見られるので、「どのキーワードで検索されているか」「どのページの検索順位が上がっているか」も一発で確認できます。

マーケティング担当を雇わなくても、AIがデータ分析をやってくれる。1人社長にとっては非常にありがたい仕組みです。

実際にやっていること⑤「経理・仕訳の自動化」

正直に言います。経理は一番面倒な業務でした。

で、freee(会計ソフト)をMCPで繋ぎました。現在は、こういう流れで実際に運用しています。

  1. 「未処理の明細を仕訳して」と指示
  2. AIがfreeeから銀行・クレカの明細を取得
  3. 過去の仕訳パターンから勘定科目を自動判定
  4. 仕訳案を一覧で提示
  5. 私が確認して「OK」→AIがfreeeに登録

AIが仕訳案を出す→人間が確認→登録。この流れなら、間違いがあっても登録前に気づけます。

月20時間ほどかかっていた経理作業が、大幅に減りました。直近の決算も、この連携を使って乗り切っています。

2026年5月の決算作業で、つまずいた所もありました。

  • AIが仕訳を登録しても、元の銀行・カードの明細は、freeeの画面の「自動で経理」に「未確認」のまま残る(AIからは消せない仕様)
  • 画面では「登録」を押さない(二重に計上されるため)

実際にやっていること⑥「アイキャッチ画像の自動生成」

このブログのアイキャッチ画像、全記事AIが作っています。

HTMLテンプレートを用意して、記事のタイトルに合わせてテキストを差し替え、自動でスクリーンショットを撮る。デザインは全記事で統一されています。

以前はCanvaで1枚20分かけて作っていましたが、今は1分もかかりません。

MCPの始め方(意外とハードルは低い)

「すごいのはわかったけど、難しそう」と思った方もいるかもしれません。

正直、最初のセットアップには少し手間がかかります。ただ、一度繋いでしまえば、あとは「日本語で指示するだけ」です。

必要なもの:

  • Claude Code(Claudeの有料プラン。月$20~)
  • MCPサーバー(使いたいサービスに対応したもの)
  • ターミナル操作(Claude Codeでつなぐ場合だけ)

たとえばfreeeのMCPを繋ぐ場合、手順はこれだけです。

Claudeのアプリ(claude.ai)でつなぐ場合:

  1. 「カスタマイズ」→「コネクタ」を開く
  2. 「+ 追加」を押し、「カスタムコネクタを追加」を選ぶ

    「カスタムコネクタを追加」が無い場合:「追加」→「カスタム」→「Web」の順に選ぶ

  3. 名前に「freee」、URLに「https://mcp.freee.co.jp/mcp」と入れて「続行」を押す(freee公式以外のURLは入れない)
  4. 認証の設定は変えずに「続行」を押す
  5. 「追加」を押す
  6. freeeの画面が出たら許可する

Claude Codeでつなぐ場合(コマンド2つ):

claude plugin marketplace add freee/freee-mcp
claude plugin install freee-mcp@freee-mcp-marketplace

そのあと、Claude Codeの中で「/mcp」と打つと、サインインが必要なサーバーが出ます。freeeを選び、ブラウザでサインインすれば使えます。

Claude Codeの始め方については以前の記事で詳しく解説しているので、まだの方はそちらも参考にしてください。

1人社長にMCPをおすすめする理由

最後に、なぜ1人社長やフリーランスにMCPをおすすめするのか。

理由は単純で、「1人で全部やらなきゃいけない」からです。

大企業なら経理部があって、マーケティング部があって、エンジニアがいる。でも1人社長は全部自分。

私の場合、10個のサービスを繋いで、朝の業務開始からコンテンツ制作、経理まで自動化しています。これ、もし人を雇ったら月数十万円のコストです。Claude Codeの月$200(約31,600円)で、それ以上の仕事をしてくれている実感があります。

「AIに仕事を任せる」は、もはや大企業だけの話ではありません。

その一例が、弊社が Claude Code で作った SaaS 「サイト採点くん」

本記事で話した Claude Code × MCP の自動化事例の 1 つが、弊社の SaaS 「サイト採点くん」です。URL を入れるだけで SEOとLLMO(AI検索対策)の観点からサイトを採点でき、業界平均との比較もできます。採点データは CC BY 4.0 で公開しています。

よくある質問

Q. freeeのMCPとは何ですか?

A. freeeの公式が公開している、AIがfreeeの会計データを直接取得できるようにする仕組みです。弊社では、未処理の明細をAIに取得させて仕訳案を作らせ、私が確認してOKしてから登録しています。

Q. freeeのMCPは、Geminiでも使える?

A. つなげる見込みはありますが、弊社ではGeminiでは試していません。freeeの公式MCPは共通の決まり(MCP)で作られていて、GoogleのGemini CLIにもMCPサーバーを追加する機能があります。

Q. freeeやChatworkのMCPは、Claude Codeにどうやってつなぐ?

A. どちらも公式がMCPサーバーを公開していて、コマンドを入れてつなぎます。freeeはコマンド2つ、Chatworkは公式のGitHubページにある1行(APIトークンが要ります)です。Claudeのアプリなら、freeeは公式のURLを入れてつなげます。

Q. Claude CodeでMCPを使うのに、お金はかかりますか?

A. Claude Code自体は、Claude Proプラン(月$20)が必要です。Claudeのアプリなら、無料プランでもコネクタを1つつなげます。ChatworkのMCPサーバーは、公式がGitHubで無料公開しています。

Q. Claudeから直接操作できる、MCP対応のSEOツールはある?

A. 弊社が実際に使っているのは、Google Search ConsoleとGA4のMCPサーバーです。Claudeにつなぐと、「どのキーワードで検索されているか」などを、日本語で聞くだけで調べられます。

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後藤佑輔

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後藤 佑輔

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大和証券、アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeと共に、一部Meta公式APIを使用した6つのWebサイトの開発・運用から、SNS投稿の完全自動化、バックオフィス自動化などを一人で行う。開始9か月で検索からの訪問は累計1万クリックを超え、「Claude AIエージェント 作り方」ではGoogle検索1位を獲得した。

この自動化を、御社の仕事で動かします

記事の仕組みを御社のツール(Gmail・Chatwork・スプレッドシートなど)につなげて、毎日自動で動く形にします。1業務10万円(税別)から。

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