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チュートリアル

【最新】Claude Designの使い方~実践した5ステップ~

【最新】Claude Designの使い方~実践した5ステップ~

代表の後藤です。

先日Anthropicから「Claude Design」というデザインツールが公開されました。

これ、煽りなしで言ってもかなり凄いです。

Canvaほど直感的ではない。

でも、コーディング前提のツールなのに、既存のLPを「こう修正してほしい」と伝えるだけで4案出してくれる。しかもざっくり要件を伝えるだけで選択式のアンケートも取ってくれる。

これはCanvaにはできないやつです。

で、ちょうど今、自社で動かしている「SNSはじめるくん」というサービスのLPを手直ししたくて、このClaude Designを試してみました。

結論、Heroセクション(LPの一番上)の4案を数分で出してもらえて、微調整2〜3往復で完成

なかなか感動したので、今回はその手順と感想を速報ベースでお伝えします。

非エンジニアでも問題なく触れるはずなので、同じく「コードがわからないけどデザインを触りたい」という方の参考になればと思います。

Claude Designとは?(1分でわかる概要)

Anthropic(Claudeの開発元)が2026年4月に公開した、AIとの対話でデザインを作れるツールです。

画面は左にチャット、右にキャンバス。

左にやりたいことを日本語で書くと、右にデザインが生成されるという構造です。

特徴を3つだけ挙げるとすれば?

  • コードベースを添付できる
    既存のLPやコンポーネントを読み込ませた上で、その延長でデザイン案を出してもらえる
  • 複数案の提示
    1回の指示で3〜4案まとめて出してくる。比較しながら選べる
  • Claude Codeへのエクスポート
    気に入った案は、そのまま開発環境(Claude Code)に持ち込める

料金はClaude Pro(月$20〜)以上のプランに含まれています。

追加料金なしで使えるのは、多くの方にとってありがたいですよね。

今回やったこと「既存LPのHero画面を作り直す」

今回題材にしたのは、自社でテスト運用している「SNSはじめるくん」というサービス。

ヒアリングに答えるだけでInstagramアカウント設計書を自動生成するツールです。

既にLPはNext.jsで動いていますが、ファーストビュー(Heroセクション)のデザインが弱い気がしていて、手直ししたかった。普段なら自分でコードをいじるんですが、今回は話題になっているのもあり、Claude Designに任せてみました。

やったことをひとことで言うとこう。

「既存のHeroコンポーネントを添付して、4案のバリエーションを作って」

たったこれだけです。結果、以下4案が数分で出てきました。

  • 案1:Refined Gradient(紫グラデの明るい背景)
  • 案2:Dark Neon(濃紺ほぼ黒の背景)
  • 案3:Editorial(白背景+黒文字、雑誌風)
  • 案4:Story Frame(暗い背景に枠装飾)

それぞれHero全体が完成形で出てくるので、「どれが一番サービスに合うか」を並べて比較できます。しかも、それぞれキャッチコピーやデザインが微妙に違うので、いいとこどりできるのが本当に楽でした。

Claude Designの使い方|5ステップで完了

実際の手順を分解するとこうなります。

①claude.ai にログインして「デザイン」をクリック

Claudeのチャット画面の左メニューに「デザイン」という項目が追加されているので、クリックするだけです。

②プロトタイプから「高忠実度」を選択

作るものの種類を聞かれます。「スライド」「プロトタイプ」などいくつか選択肢が出ますが、今回はLPなので「プロトタイプ」→「高忠実度」を選びました。

「高忠実度」は見た目が本番相当で出力されるモード。ワイヤーフレームではなく、実際のデザインに近いものが欲しい場合はこれです。

③「コードベースを添付」から対象ファイルを選択

ここがClaude Designの強みです。既存のコード(今回はtsxファイル)を添付できるようになっています。

添付すると、Claudeは現状のコード構造・スタイル・色味を読んだ上で、その延長でデザインを作ってくれます。完全にゼロから作るわけではなく「今のものをブラッシュアップ」できる。既存のLPを改修する場合は、これが一番効きます。

なお、完全新規で作る場合は添付なしでも大丈夫です。その場合はゼロベースでHeroを作ってくれます。

④左下の入力欄にやりたいことをざっくり入力

「添付したHeroの雰囲気を残しつつ、4パターンのバリエーションを作って。それぞれ方向性を変えてほしい」みたいに、日本語でざっくり書けば通じます

細かい指示は後から微調整すれば大丈夫なので、最初は骨格だけ伝える感覚でOKです。

⑤4案が提示されるので、ベースにしたいものを選ぶ

しばらく待つと、右側のキャンバスに4案が並びます。それぞれクリックすると拡大表示されるので、実物の印象で選べます。

今回は案2(Dark Neon)をベースに採用しました。サービスの雰囲気(B2B個人事業主向け)に一番合っていたので。

ここまでかかったのは10分ほどでしょうか。

微調整ラリーの実例(2〜3往復で済む)

4案から選んだあとは、気になる部分を指示して直していきます。

実際に私がやったやり取りをいくつか残しておきます。

やり取り①:アイコンのスタイルを差し替え

案2の左上アイコンが好みじゃなかったので、案1の元のアイコンを移植してほしい、と指示しました。

案1の左上アイコンを、案2に持ってきて

結果、案2の左上アイコンが案1のスタイル(linear-gradient + 影、白文字S)に差し替わりました。コード知識ゼロでもアイコン差し替えができるのは普通にすごいです。

やり取り②:見出しの横幅を調整

メインの見出しが少し改行位置で間延びして見えたので、幅を指定して調整しました。

案1のwidthを700.292pxにして

やり取り③:ボタンの文言変更

CTAボタンの文言を、料金を明示したパターンに変更。

有料版ボタンのテキストを「有料版(¥2,980)を見る」に変更

これで見出し・アイコン・ボタンの3点を修正完了。ラリーは全体で2〜3往復程度で、ほぼ思い描いた形になりました。

Claude Codeへのエクスポートもできる

気に入ったデザインができたら、右上の「Export」からClaude Codeに持ち込めます。

弊社の場合、実装はClaude Codeでやっているので、Claude Design → Claude Code の流れは非常に相性がいい。デザイン案をそのままコンポーネントとして開発環境に取り込めるので、デザインと実装のつなぎ目がほぼ消えます。

Claude Code × MCPで業務を自動化している話でも書いた通り、Claude Codeは外部サービスとの連携やコード生成が得意です。そこにClaude Designが加わると、「デザインから実装まで同じClaude上で完結する」という状態になる。

非エンジニアが「自社サイトを触る」ハードルが一段下がった感覚があります。

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CanvaとClaude Designの違い

「それってCanvaでよくない?」と思う方もいると思うので、正直に比較しておきます。

項目

Canva

Claude Design

直感性(触りやすさ)

△(やや慣れが必要)

テンプレート量

圧倒的に多い

少ない

コードとの連携

なし

◎(コンポーネント単位で取り込める)

バリエーション提示

手動

自動で複数案

実装への持ち込み

スクショ→コード化が必要

そのままClaude Codeへ

Canvaは「ドラッグ&ドロップで完結する世界」。画像・チラシ・資料などは今でもCanvaが強いです。

Claude Designの強みは「コード成果物として完結する」こと。Webサイトやアプリの画面デザインを、そのまま実装に繋げたいなら、こちらのほうが圧倒的に合います。

Canvaを置き換えるツールではなく、棲み分けのツールという位置付けですね。

非エンジニアこそClaude Designを触るべき理由

正直、最初は「もう少し難しいかな」と思いました。

ただし、触ってみた結論は逆です。非エンジニアのほうがメリットが大きい

理由は3つ。

  1. 日本語で指示するだけで完結する
    コードを読む必要も書く必要もない。「ここをこうして」だけ
  2. 選択肢から選ぶ体験になっている
    4案の中から選ぶだけ。デザインセンスがなくても意思決定できる
  3. そのまま実装者(AI)に渡せる
    Claude Codeに流せば実装まで一貫で進む

つまり、デザインを「作る」作業が「選んで微調整する」作業に変わっているんですね。これは非エンジニアにとって相当大きい変化だと思います。

まとめ

Claude Designを使って、実際に自社LPのHeroを作り直してみた手順と感想でした。

要点をまとめるとこう。

  • 5ステップ:ログイン→高忠実度選択→コードベース添付→やりたいこと入力→4案から選ぶ
  • 4案の比較で意思決定が楽になる:デザインセンスがなくても選べる
  • 微調整は2〜3往復:アイコン・幅・文言など日本語で指示するだけ
  • Claude Codeへエクスポート可能:実装まで一貫して繋がる
  • Canvaとは棲み分け:Webサイト・アプリ画面はClaude Designが有利

個人的には、非エンジニア経営者が「自社サイトを自分で育てる」ハードルがまた一段下がった感覚があります。LPのA/Bテスト用バリエーション出しなどにも使えそうなので、今後もいろいろ試していく予定です。

弊社ではClaude関連の業務活用を日々記事にしています。もしAI導入やLP改修の相談先を探していれば、お気軽にお問い合わせください。

FAQ

Q. Claude Designは無料で使えますか?

A. Claude Pro(月$20〜)以上のプランに含まれています。追加料金なしで、Proプランでそのまま触れます。無料プラン(Free)では使えません。

Q. デザインの知識がなくても使えますか?

A. 使えます。今回の私も含めて、コードやデザインの専門知識はなくても「日本語で微修正を指示する」ができればOKです。

Q. ゼロから新規のLPも作れますか?

A. 作れます。コードベース添付は「既存のものをブラッシュアップ」する時の機能で、完全新規の場合は添付なしで「こういうLPを作って」と指示すれば大丈夫です。

Q. Figmaの代わりになりますか?

A. 用途によります。Webサイトや画面デザインの素早い試作はClaude Designが有利ですが、複雑なコンポーネントライブラリ管理や大規模なチーム制作はFigmaのほうが強いです。まずは「LP 1枚のHeroバリエーションを出す」みたいな小さい用途から試すのがおすすめです。

Q. Claude Codeへのエクスポートって何ですか?

A. Claude Design右上の「Export」ボタンから、作ったデザインを開発環境(Claude Code)に持ち込める機能です。そのままコードとして実装フェーズに進めるため、デザインと実装の断絶が減ります。

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