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この記事の著者
後藤 佑輔
IGS代表大和証券、
こんにちは、代表の後藤です。
弊社はいろいろな仕事をAIに任せて、一人で会社を回しています。
そうすると、よく聞かれることがあります。
「結局どんな仕事をAIに任せていますか?」
「どのような判断基準がありますか?」
いろいろ試してきて、今は「任せやすい仕事」と「自分で握るべき仕事」を、線引きできるようになりました。

AIに任せやすい仕事には、共通点がある
なんでもかんでもAIに渡せばうまくいく、というわけではありません。やってみると、任せてうまくいく仕事には、いくつか共通点があることに気づきました。
- ①手順がだいたい決まっているorくり返しが多い仕事
「これをこうやって」と段取りを言葉で説明できる仕事は、AIととても相性がいいです。
毎月の経費整理、SNSの投稿づくり、アクセスデータの確認。
「毎週やっていて、パターンが決まっている」ような業務は、まず任せる候補になります。 - ②最終決定そのものではなく、その手前の「下ごしらえ」の部分
AIが一番力を発揮するのは、ゼロから叩き台を作るところです。
ブログ記事の下書き、提案資料のたたき台、経理の仕訳の候補。こういう「たたき台までをAIに作ってもらって、最後に私が確認して決める」という流れにすると、お互いの良さが活きます。
「全部決めておいて」より「選択肢を出して」のほうが、AIは動きやすいんです。これは使い続けてきて、一番実感しています。 - ③自分が言葉で説明できる仕事
「なんとなく勘でやっている」仕事は、AIに任せるのが難しいです。人にうまく説明できないことは、AIにも伝わりません。逆に「どんなときに、何を見て、どう判断して仕上げるか」を自分の言葉にできる仕事から始めると、すんなりいきます。
AIコンサルティング
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具体的に、どんな仕事を任せられるのか
弊社がAIに任せている仕事を動詞でざっくり括ると、だいたい次の5つになります。
- 調べる(競合リサーチ、キーワード調査、データの読み解き)
- 書く(ブログ記事、SNS投稿、提案文の下書き)
- まとめる(タスク整理、経理の仕訳案、打ち合わせの記録)
- 作る(ちょっとしたツール、フォーマット、テンプレート)
- 見張る(アクセスの変化、未返信のチェック、定点モニタリング)
こうした仕事を弊社が実際にどう動かしているかは、別の記事に詳しく書きました。
具体例が気になる方は、こちらの記事をどうぞ。
逆に、自分で握っておくべき仕事
弊社のルールはシンプルで、お金が動くこと、外部に公開すること、会社の方向を決めること。この3つは、必ず自分で最後に確認します。
もう少し具体的に言うと、こんな感じです。
- 請求書を送る、入金を処理する(AIは資金処理なし)
- ブログ記事を公開する、SNSに投稿する(AIには下書きのみ)
- 新しい事業を始める、価格を変える(AIには相談のみ)
なぜここを握るかというと、AIは平気で「もっともらしい間違い」をするからです。数字が少しずれていたり、事実が微妙に違っていたり。それが外に出てしまうと、あとで取り返すのが大変です。
お金が動くことは、AIに口で頼んでおくだけでは守られませんでした。2026年5月、AIが、有料の音声作成サービスで、私に確認せずナレーション音声を4パターン作り直しました。
今は、有料サービスの利用は、私の確認なしでは動かせないように設定で止めています。
「最終判断は必ず人間がやる」。私が守っているのは、本当にこれだけです。
最初は、どの仕事から任せればいい?
いきなり全部を渡そうとすると、たいていうまくいきません。正直に言うと、私も最初は「AIは優秀なのでなんでも任せられるだろう」と欲張って失敗しました。
おすすめは、今いちばん手間がかかっていると感じる仕事を、ひとつだけ選んで始めることです。
選び方は難しくありません。「毎週やっていて、正直めんどうだな」と思っているものか、「後回しにしがちで、ずっと気になっている」業務。そのあたりから探してみてください。
ひとつうまくいったら、次の仕事に手を広げる。この繰り返しが、結局いちばん早く「AIが実際に動いている状態」にたどり着けます。弊社も、そうやって少しずつ任せる範囲を広げてきました。
AIにどこまで任せるか、自社の線引きに迷う方は、お気軽にご相談ください。弊社の実例をもとに、一緒に整理します。
FAQ
Q. AIに任せられる仕事には、どんなものがありますか?
A. 調べる・書く・まとめる・作る・見張るの5つです。弊社では、競合リサーチ、ブログやSNSの下書き、経理の仕訳案、社内で使う小さなツールづくりなどを任せています。
Q. AIに任せない方がいい仕事は何ですか?
A. お金が動くこと、外部に公開すること、会社の方向を決めることの3つです。請求書の送付や入金処理、記事の公開やSNS投稿、新しい事業や価格の決定は人が行い、AIには下書きや相談だけを頼んでいます。
Q. 全部AIに任せるとどうなりますか?
A. たいていうまくいきません。AIは数字を少しずらしたり、事実を微妙に違えて書いたりすることがあるためです。弊社も最初は欲張って失敗したので、今は最終判断を必ず人が握っています。
Q. AIにうまく任せるコツはありますか?
A. 今いちばん手間がかかっている仕事を、ひとつだけ選んで始めることです。手順が決まっている仕事や、自分の言葉で説明できる仕事が向いています。「全部決めておいて」より「選択肢を出して」と頼むほうが、AIは動きやすいです。
Q. AIに任せた仕事の間違いは、どう防ぎますか?
A. 外に出る前に人が見ることで防ぎます。公開や送信の前に私が確認するようにしていて、見る仕組みがあれば、小さなミスは公開前に気づけます。







