

こんにちは。代表の後藤です。
※Web集客・広告・SNS・AI導入などをまるっと月10万円から引き受けます → 後藤、貸します。
突然ですが、弊社サイトの話をします。
2026年1月まで、検索から人が来ることはほとんどありませんでした。
サイト自体はありましたが、置いてあるだけで、何の運営もできていない状態でした。しかし、2026年8月29日現在まで3,338クリック/約62,000表示までになりました(Google Search Consoleの実測値)。
実際にやったのは、
- Webサイトを作り直す
- Webサイトを都度改修する
- 記事を書く
- SEO・LLMO対策をする
など、基本的なことです。これらは、Claude CodeというAIを活用し、私一人で行っています。
これらはまとめて「Webコンサルティング」と呼ばれています。
依頼する側からすると、知りたいのは「誰が、何を、どこまでやってくれて、いくらかかるのか」だと思います。今回は、Webコンサルティングを依頼すると実際に何が行われるのかを、6つの工程に分けて書きます。弊社の金額と、自社サイトで出た数字も、そのまま公開します。
Webコンサルティングとは?
Webコンサルティングとは、Webからの売上や問い合わせを増やすために、今の状態を数字で確かめ、何をどの順番で手掛けるかを決め、実行し、その結果を測る仕事です。ざっくりと言い換えると「Webから効果を出すために行う施策」の総称です。
つまり、一つの決まった作業を指す言葉ではありません。
次に挙げるものは、いずれもWebコンサルティングとして依頼できる範囲に入ります。
- ホームページ制作
- ホームページの改修
- LP(ランディングページ)制作
- SEO対策
- ブログ記事・オウンドメディアの制作
- リスティング広告の運用
- SNS広告の運用
- Instagram、XなどSNSアカウントの運用
- 公式LINEの構築と配信
- メールマガジンの配信
- MEO(Googleマップ)対策
- アクセス解析(GA4)の設定とレポート
- ECサイトの改善
会社によって、この全部を引き受けるところもあれば、数点に絞って請け負うところもあります。どこまでが契約に含まれるかは、社名や肩書きからは判断できません。
Webコンサルティングの進め方~6つの工程~

引き受ける範囲は会社ごとに違いますが、進め方はおおむね共通しています。
下記では、Webコンサルティングに共通した6つの進め方をご説明します。
①現状の把握
Webサイト、検索、広告、SNSの数字を一つの表に揃えます。
見るのは、Googleアナリティクス(GA4)の「集客」レポートでページごとの閲覧数と流入経路、Google Search Consoleの「検索パフォーマンス」で検索語ごとの表示回数・クリック数・掲載順位、広告を出しているなら管理画面の1件あたりの獲得単価です。問い合わせ件数は、フォームの送信数を月ごとに数えます。ここで初めて、どこで人が減っているのかが見えます。
②課題の特定と優先順位づけ
①で見えたもののうち、どれから手を付けるかを決めます。
判断の基準は、直したときの効果の大きさと、要する時間です。順位を付けずに全部やろうとすると、どれも中途半端に終わってしまいます。
③実行計画の作成
何を、いつまでに、いくらで行うかを一覧にします。
ここで「記事を書く」のような粗い進め方をすると、あとで改善が難しくなります。何本を、どの検索語で、いつ公開するのか。サイトの改修なら、どのページの、どこを、いつ直すのか。この細かさまで落としておくと、月末に何ができて何ができなかったかを、依頼した側でも確認できます。
④実行
③で決めたものを実際に作ります。
サイトの改修、記事の執筆、広告の出稿、SNSの投稿。何を作るかは②で決まっているので、ここは作業になります。
⑤効果の測定
実行したものが数字にどう表れたかを見ます。
見るのは、表示回数、クリック数、問い合わせ件数の3つです。順位だけを見ても、実際に人が来て問い合わせにつながったかは分かりません。
⑥翌月の計画への反映
⑤の結果を受けて、翌月に何をやるかを決め直します。
効いた施策は続け、効かなかったものは止めます。
この6つの工程のうち、契約によって変わるのは1つだけです。
依頼したWeb業者が、どこまで対応するのか
契約ごとの違いは、ほとんどここに出ます。
Web業者によって違うのは「どこまで引き受けるか」

Web業者の契約の中には「弊社は分析と実行計画までを引き受けるので、実行は貴社側で行ってください」というものがあります。
この場合、Web業者が担当するのは①②③で、④以降は自社か別の会社が手を動かします。もしそうではなく、「実行まで含む契約」なら、6つ全部を依頼先のWeb業者が担当します。
どちらが良くてどちらが悪い、ということではありません。
社内にサイトを直せる人と記事を書ける人がいるなら、実行計画までを発注して自社で回した方が費用は抑えられます。いない場合は「④実行」ができないので、計画が絵に描いた餅になってしまいます。
もう一つ、一括りに「Web業者」と言っても、複数の種類があります。
同じWebの相談でも、どこに相談するかで提案が変わります。
Web制作会社
WebサイトやLPを実装するのが仕事です。成果物はデザインとコーディングで、納品と公開が完了の基準になります。公開したあとの集客や改善は、契約に含まれないことが多いです。
システム開発会社
予約、会員管理、ECなどの仕組みを作ります。稼働の安定が評価の対象で、集客は範囲外です。
広告代理店
広告媒体の運用が仕事です。広告アカウントの設計と運用、レポートが成果物で、獲得単価と費用対効果で評価されます。Webサイトの中身には手を入れません。
SEO会社
検索順位を上げることが仕事です。「サイト構造の指摘」や「記事の制作」まで担当する業者もあります。基本的には、広告やSNSは扱いません。
SNS運用代行
SNSアカウントの運用を代行します。投稿と分析が成果物で、反応や問い合わせで評価されます。
Webコンサルティング会社
事業全体の課題を特定するところから入ります。戦略、施策の設計、何の数字で判断するかの設計が成果物です。ただし自社で実行しない会社もあり、その場合は手を動かす人を別に確保する必要があります。
総合広告代理店
テレビや新聞など「Web以外」の広告を含む、大型の施策をまとめて扱います。中小企業の規模を受けていないケースもあります。
フリーランス、個人
依頼した範囲の実務を担当します。個人の場合、範囲外の領域は別の担当者を探すこともあります。
そのうえで、見積りをもらう前に確認すべきことは2つです。
「担当範囲は①〜⑥のどこなのか」
「得意分野はどこなのか」
前者を聞くのは、同じ「Webコンサルティング」という言葉でも、①②③までなのか、④実行まで入るのかで、受け取るものがまったく変わるからです。ここが曖昧なまま契約すると、計画は届いたのに手を動かす人がいない、という状態になります。
後者を聞くのは、その業者に「どこまでの範囲を依頼できるのか」を確認するためです。制作会社に相談すればサイト改修などの提案があり、広告代理店に相談すれば広告出稿の提案があります。
弊社がどこまでを引き受けているかは、「後藤、貸します。」のページに載せています。
費用の相場、見積りの比べ方
弊社の金額を先に書きます。
月10万円・月15時間から(税別)です。稼働時間を増やす場合は、月20万円・30時間、月30万円・45時間のプランがあります。3か月分を一括で前払いいただく場合は、初月が半額になります。
2026年8月時点で、Web幹事とミエルカが公開している相場では、
- サイト分析・アクセス解析:月10万円から50万円程度
- SEOを中心にした支援:月5万円から100万円程度
- Webマーケティング全般:月30万円から100万円程度
- 個人・フリーランスに依頼する場合:月5万円から20万円程度
という記述が見られました(2社が公開している金額の幅をまとめたものです)。
また、契約形態は、
- 月額報酬型
- スポット(1回ごと)型
- 成果報酬型
- 顧問契約型
の4つに分ける説明が、2社に共通していました。
いずれも各社が出した目安で、必ずこの範囲に収まるものではありません。
これだけ幅があるのは、6工程のうち「どこまでが契約に入るか」と「月あたりの稼働量」が違うためです。「①②③だけの契約」と、「④実行まで含む契約」では、同じ月額でも中身が別物になります。
そのうえで確認すべきなのはこの3つです。
- 月額に「何時間分の稼働」が含まれるか
- その時間で「実際に手を動かすのは誰」なのか
- 「④の実行」が月額に入っているか、別見積りか
AI導入まで含めた費用の考え方は中小企業のAI導入費用の相場にまとめました。
後藤、貸します。
会社の仕事を、
弊社が自社サイトでやったこと
「④実行」は様々な方法がありますが、弊社は検索から人を集める方法を選びました。特に「記事の執筆」と、「記事どうしのつなぎ込み」に時間を使っています。
- 2026年7月:986クリック/17,744表示
- 2026年2月~7月の合計:2,520クリック/49,210表示
(i-gs.co.jp・Google Search Consoleの実測値)
この間にやったのは、
- 記事の企画と執筆
- 伸びなかった既存記事の書き直し
- 記事どうしのつなぎ込み(内部リンク)
- タイトルと説明文の見直し
- 本文の読みやすさの調整(文字の大きさ、行間、段落の切り方)
- 構造化データの追加(パンくず、記事情報)
- AI検索に引用されるための情報整備
- Search Consoleでのインデックス登録の申請
- 順位と流入の確認、翌月にやることの決め直し
などがあります。
すべて自分で行い、外注していません。サイトを作り直したのは2月で、それ以降は全体構造には手を入れておらず、小さな改修を繰り返してきました。また、リスティング広告なども出稿していません。
掲載順位と検索流入は、Googleの評価や競合サイトの動きによって変動します。上の数字は特定の期間の実測値であって、同じ結果を保証するものではありません。
Webコンサルティングの依頼前に確認したい3つのこと
1つ目:誰が実際に手を動かすか
まずは「提案する人(計画を考える人)」と、「実際に作業をする人」が同じかどうかを確認します。
営業担当が受注し、実務は外部のフリーランスに流れる形は珍しくありません。もちろん、それ自体が悪いわけではありませんが、指示が一度伝言になるため、修正の往復が増えます。
聞き方は「毎月の作業は、どなたが担当されますか」で問題ありません。弊社は組織で受ける形にしていないので、私本人が実行します。なので、受け入れも毎月10社までにしています。
2つ目:実行の範囲はどこまでか
「計画を受け取るところまで」なのか、「実際に実行するところまで」なのかを、契約前に決めます。
前者の場合、社内に手を動かす人がいなければ、提案書(計画)は使われないまま残ります。
サイトの構成によっては、依頼先の業者が直接触れないこともあります。既存の制作会社が管理しているサイトでは、修正内容を指示書にまとめて制作会社へ渡す形になります。この場合、制作会社側の作業費が別途かかるかどうかも先に確認しておきます。
弊社の場合も、サイトの構成によっては、私が直接触らずに指示書を制作会社へお渡しする形になることがあります。どちらになるかは、最初にサイトを見て決めています。
3つ目:毎月どの数字が報告されてくるか
「順位が上がった下がった」という報告だけでは判断できません。
必要なのは、表示回数、クリック数、問い合わせ件数の3つです。表示回数が増えているのにクリックが増えていないなら、検索結果に出ている文言の問題です。クリックが増えているのに問い合わせが増えないなら、サイトの中身の問題です。どこで詰まっているかは、この3つを並べて初めて分かります。
報告の頻度と、どの数字が出てくるかを、契約前に聞いておきます。
最後に
Webコンサルティングは、扱う範囲の広い言葉です。
ただ、進め方は6つの工程しかありません。会社によって違うのは、そのうち「どこまでを引き受けるか」と、「④実行に何を選ぶか」の2点です。この2つを聞けば、どの会社の見積りも同じ土俵で比べられます。
弊社が引き受けている仕事の範囲と料金は、「後藤、貸します。」のページにまとめています。
自社サイトの何から直せばいいのか分からない、という方はお気軽にご相談ください。今のサイトを一緒に見ながら、順番を決めるところからで構いません。
FAQ
Q. Webコンサルティングとホームページ制作の違いは何ですか?
A. 制作会社に依頼すると、サイトを作って納品するところまでが仕事の範囲です。Webコンサルティングは、その制作も選択肢の一つとして持ったうえで、今サイトを作り直すべきか、記事を増やすべきか、広告を出すべきかなどを決めるところから入り、実行した結果の数字まで見ます。
Q. SEO以外もお願いできますか?
A. できます。弊社の場合は、記事の制作、SNSの運用、広告の運用、AIを使った業務の自動化まで、月ごとに時間の使い先を変えて対応しています。ただし、会社への常駐、24時間の即時対応、税務や法務など資格が必要な業務は行っていません。
Q. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?
A. サイトの状態と競合によって変わるため、一律には言えません。弊社の自社サイトでは、2026年2月下旬に計測を始めて、7月の1か月間で986クリックの検索流入になりました。同じ結果を保証するものではありません。
Q. IGSに依頼する場合の費用はいくらからですか?
A. 弊社の場合は月10万円・月15時間から(税別)です。月20万円・30時間、月30万円・45時間のプランもあります。3か月分を一括で前払いいただく場合は初月が半額になります。稼働時間には、打ち合わせや連絡、確認の時間も含みます。
Q. 社内にWebに詳しい人がいなくても依頼できますか?
A. できます。ただし、6工程のうち「④実行」を契約に含めておく必要があります。ここが入っていないと、提案を受け取った後に社内で手を動かす人が必要になります。







