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Claude Codeで「開くたび最新」の自分用ダッシュボードが作れるようになった

Claude Codeで「開くたび最新」の自分用ダッシュボードが作れるようになった
後藤 佑輔

この記事を書いた人

後藤 佑輔

IGS代表

大和証券・アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeで自社業務の多くを自動化し、AI事業開発を行っている。

代表の後藤です。

毎朝、数字を確認するために管理画面を3つも4つも開く

売上、問い合わせ、アクセス、広告の消化額...。

1つずつログインして、タブを行ったり来たりして、だいたい同じことを毎日やる。地味ですが、これが意外と時間を食いませんか?

で、この「数字を見に行く」作業を減らすために、弊社では前に会社の数字を毎週まとめて自動で届ける仕組みを作りました。ただこれは週に1回、決まった時間に届くもの。

「今この瞬間の数字が知りたい」ときは、結局また自分で画面を開きに行っていたんです。

その「今すぐ見たい」を埋めてくれそうなClaude Codeの新機能が出たので、今日はその話をします。

どんな機能?

Claude Codeには「Artifact(アーティファクト)」という機能があります。

ざっくり言うと、「AIがやった作業を、claude.ai上の見やすい1枚のWEBページにして共有できる仕組み」です。表やグラフのダッシュボードのように、テキストで説明するより見せた方が早いものに使います。

これまでこのページは、作った時点のデータの「スナップショット(そのときの写し)」でした。朝に作れば朝の数字、それ以降は開いても中身は変わりません。それが2026年7月13〜17日の週の更新で変わりました。公開したページが、誰かが開くたびにデータを取りに行って、最新の状態を表示できるようになったんです。

仕組みはこうです。

ページに「MCPコネクタ」という外部サービスとの接続口をひもづけておくと、ページが開かれるたびに、その接続を通じて今のデータを取ってくる。

しかもその取得は、ページを見ている本人のアカウントの接続で走ります。見る人は、最初の1回だけ「このページに接続を使わせていいか」を許可する形です。

一次情報は公式の更新ノートです。共有できるかどうかや必要なバージョンといった細かい仕様は、公式のArtifact機能のドキュメントに明記されています。

1つだけ補足します。

Artifactという機能自体は、少し前の7月頭の更新でPro・Maxプランでも標準で使えるようになりました。ただしそちらは作った時点のスナップショットで、公開リンクで誰にでも共有できるタイプ。今回の「開くたびに最新とは別物」なので、ここは混同しないようにしてください。

要するに?

非エンジニアの経営者にとって、これが何なのか。私の理解はシンプルです。

開けば今の数字が出てくる、自分専用の一枚ページが持てる。

これまでバラバラの管理画面を開いて回っていた数字を、1枚にまとめて、開くたびに最新にできる。数字を取りに行くのは人間、という前提そのものが変わります。

さっきの週次まとめの仕組みとは、役割が違います。週次のほうは「決まった曜日に、勝手に届く」。今回のは「見たいときに開けば、その場で最新」。

どちらが上ということではなく、あくまで使い分けですね。両方あっていいと思います。

大事な制約が1つ

ここが一番大事なので、先に制約から書きます。

本機能のように「コネクタをつないだページ」は、どのプランでも公開リンクでの共有ができません。Team・Enterpriseプランなら「組織の中の人」までは共有できますが、Pro・Maxプランではあくまで自分専用に留まります。弊社はMaxプランなので、この機能で作ったページは基本「自分だけが見るもの」になります。

そしてもう1つ、線引きとして決めているのが「読むだけにするか、操作までさせるか」です。

この機能は、数字を表示するだけでなく、ページ上のボタンから投稿や更新といった操作もできます。ただし、その操作は、見た人のアカウントで実際に動いてしまう。だから弊社が最初に作るなら、まずは読むだけのページから始めます。

何をAIに任せて、何は人が確認するか。

この線引きの考え方はAIに任せられる仕事・任せない方がいい仕事の判断基準と同じです。

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明日この機能を使ってみるなら

具体的なアクションを1つだけ挙げます。

全部を一気にダッシュボードにしようとしないことです。

明日の朝、いちばん最初に開く画面を思い浮かべてください。

その中で「これさえ最新で見えればよい」という数字を1つ選ぶ。そして、その数字が入っているサービス(たとえばアクセス解析のGA4、開発のGitHub、予定のカレンダーなど、自分のclaude.aiアカウントにつないでいるコネクタ)から、その1つだけを「開いたら出る1枚」にしてもらう。

1枚でうまくいく手応えを得てから、数字を足していけばいい。

最初から全部を載せようとすると、たいてい途中で止まります。

自分の会社ならどの数字を「開くたび最新」にすると効くのか、そこで迷う方は、お気軽にご相談ください。弊社が仕様を読んで立てた判断軸をもとに、雑談レベルで一緒に整理します。

FAQ

Q. これはどのプラン・どのバージョンで使えますか?

A. Pro・Max・Team・Enterpriseで使え、Claude Codeはv2.1.209以降が必要です。ただしコネクタをつないだページは公開リンクでの共有ができず、Pro・Maxでは自分専用に留まります。

Q. ページを共有したら、相手に自分のデータまで見えてしまいませんか?

A. いいえ。データの取得は「見ている本人のアカウントの接続」で走ります。だから同じページでも、開く人によって見える数字は変わります。ページが誰かの認証情報(パスワードやトークン)を見ることはありません。

Q. 前に標準搭載になったArtifactと、何が違うんですか?

A. 前のものは作った時点のスナップショットで、公開リンクで共有できます。今回のはコネクタ経由で開くたびに最新を取りに行くタイプで、公開リンク共有はできません。用途が別物です。

Q. 弊社は実際に使ってどうでしたか?

A. 正直に言うと、この機能はまだ試していません。今回お伝えしたのは、公式の仕様を読んで立てた判断軸です。実際に組んだら、この記事に追記します。

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