

この記事の著者
後藤 佑輔
IGS代表大和証券、
こんにちは、代表の後藤です。
少し前、iPhoneのChatGPTに話しかけたら、返ってきた声が明らかに変わっていました。
以前より間の取り方が自然で、こちらが言い終わる前に相槌を打ってくる。数秒話しただけで「実際の人と話しているみたいだ」と感じました。
それから、私はChatGPTの音声モードをかなりの頻度で使うようになりました。
声が変わった「理由」、声の「変え方」と「戻し方」
ChatGPTの声が変わって戸惑った方へ。先に3つの答えを書きます。
画面は2026年10月時点・iPhoneアプリのものです。
① なぜ声が変わったのか
2026年7月に、ChatGPTの音声会話が「GPT-Live」という新しい仕組みに変わったためです。詳しくはOpenAIの発表をご覧ください。
② 声を変えるには
iPhoneのChatGPTアプリで「左上の2本線 → 左下の設定マーク → 音声」と進みます。
上の丸い絵を左右にめくると、9種類から声を選べます。

9種類の名前と、画面に出る説明は次のとおりです。
声の名前 | 画面の説明 |
Arbor | おおらかで、臨機応変 |
Spruce | 穏やかで、共感的 |
Sol | 機転が効き、温和 |
Ember | 自信に満ち、前向き |
Cove | 冷静で、率直 |
Juniper | 開放的で、元気 |
Vale | 明るく、好奇心旺盛 |
Breeze | 活気に満ち、誠実 |
Maple | 快活で、率直 |
③ 前の音声に戻すには
同じ「音声」画面の「モデル」を押すと、Live・高度・標準から選べます。
Live以外を選ぶと、以前の音声会話の仕組みで話せます。

何が変わったのか?
一番大きいのは、会話が「ほとんどリアルタイム」になったこと。
これまでの音声モードは、こちらが話し終わるのを待ってから相手が話す、トランシーバーのような順番のやり取りでした。しかし、GPT-Liveは「こちらが話している途中でも相手が反応できる」。かぶせたり相槌を打ったりできるので、人間同士の会話に近いテンポになりました。
これまでの音声会話機能を使っていた私からすると、かなりの進化です。
私は音声会話で何をしているか
雑談相手にするだけではもったいないので、私は仕事の場面で使っています。
経営者やフリーランスの方なら、この3つが特に効くと思います。
① 商談前の「想定問答」の相手
提案や商談の前に、その中身を音声で一通り話してみます。
そのうえで「相手の立場だと、どこを突っ込みたくなる?」「この説明で弱いのはどこ?」と聞く。自分では気づけなかったフィードバックをもらえます。声に出して話すこと自体が本番の練習にもなるので、資料を黙って読み返すより頭が回ります。
② 移動中のアイデアの壁打ち
考えごとを整理したい時、手が塞がっている移動中でも口なら動きます。
頭の中にあるものをそのまま話して、返ってくる質問で考えを前に進める。その場で思いついたアイディアをすぐにブラッシュアップできるのは、経営者にとってかなり大きいです。
③ 英会話の練習相手
相手が自然に受け答えしてくれるので、英会話の練習相手としても使えます。
間違えても気まずくないし、いつでも付き合ってくれる。海外とのやり取りがある方には、練習相手としておすすめしたい使い方です。
AIコンサルティング
この記事の仕組みを、
便利なのに、ひとつだけ物足りない
正直、物足りない点がひとつあります。それは、話した内容が「残らない」ことです。
例えば、音声で壁打ちして良いアイデアが出ても、履歴に残るのは文字起こしだけです。
私が普段使っているClaude CodeやCodexなら、やり取りがファイルやコードとして残って、次の作業の土台になります。音声にはそれがありません。
実際の使い分け
私は下記のように役割を分けています。
- 話して考えを固めるのはChatGPTの音声
- 残して積み上げるのはClaude Code

「何を音声に任せて、何を残る道具に任せるか」という線引きは、AIに任せる仕事の判断基準の考え方とそのまま地続きです。残して積み上げる側のClaude CodeとCodexの使い分けは、こちらの記事で書いています。
AIの音声を仕事にどう組み込むか迷っている方は、お気軽にご相談ください。弊社が毎日使っている実感をもとに、一緒に考えます。
FAQ
Q. ChatGPTの声は変えられますか?
A. 変えられます。iPhoneのChatGPTアプリで「左上の2本線 → 左下の設定マーク → 音声」と進み、上の丸い絵を左右にめくると9種類から選べます。
Q. 前の音声に戻せますか?
A. 戻せます。「音声」画面の「モデル」で、Live・高度・標準から選べます。Live以外を選ぶと、以前の音声会話の仕組みで話せます。
Q. ChatGPTの声や喋り方が変わったのはなぜですか?
A. 2026年7月に、ChatGPTの音声会話が「GPT-Live」という新しい仕組みに変わったためです。会話がほとんどリアルタイムになり、間の取り方や相槌が以前と違って聞こえます。
Q. GPT-Liveで、何が変わりましたか?
A. 会話がほとんどリアルタイムになりました。これまでは、こちらが話し終わるのを待ってから相手が話す、トランシーバーのような順番のやり取りでしたが、GPT-Liveは、こちらが話している途中でも反応して、かぶせたり相槌を打ったりできます。
Q. ChatGPTの声は、何種類ありますか?
A. 9種類あります。Arbor・Spruce・Sol・Ember・Cove・Juniper・Vale・Breeze・Mapleで、画面には「おおらかで、臨機応変」「穏やかで、共感的」のように、声ごとの説明が出ます。
Q. 無料でも使えますか?
A. 使えます。無料のプランは軽い版(GPT-Live-1 mini)で、使える時間に上限があります。







