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毎日使っているChatGPTの声が変わった話|GPT-Liveで「人と話している感覚」に

毎日使っているChatGPTの声が変わった話|GPT-Liveで「人と話している感覚」に
後藤 佑輔

この記事を書いた人

後藤 佑輔

IGS代表

大和証券・アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeで自社業務の多くを自動化し、AI事業開発を行っている。

こんにちは、代表の後藤です。

少し前、iPhoneのChatGPTに話しかけたら、返ってきた声が明らかに変わっていました

以前より間の取り方が自然で、こちらが言い終わる前に相槌を打ってくる。数秒話しただけで「実際の人と話しているみたいだ」と感じました。

それから、私はChatGPTの音声モードをかなりの頻度で使うようになりました。

散歩中や移動中」に話しかけるのが習慣になっているくらいです。

この記事では、その「声が変わった中身」と、経営者の私が「実際どのように使っているか」、そして正直に「物足りない点」まで書きます。

何が変わったのか?

変わったのは「GPT-Live」という、ChatGPTの音声会話の新しい仕組みです。

OpenAIが2026年7月に発表したばかりの新機能です。

一番大きいのは、会話が「ほとんどリアルタイム」になったこと。

これまでの音声モードは、こちらが話し終わるのを待ってから相手が話す、トランシーバーのような順番のやり取りでした。しかし、GPT-Liveは「こちらが話している途中でも相手が反応できる」。かぶせたり相槌を打ったりできるので、人間同士の会話に近いテンポになりました。

実際に使ってみた第一印象がこれです。

本当に人と話しているみたい

これまでの音声会話機能を使っていた私からすると、かなりの進化です。

機能の細かい仕様はOpenAIの発表を見てもらうとして、体感として「AIと話している」という感じがかなり薄れました。

私は音声会話で何をしているか

雑談相手にするだけではもったいないので、私は仕事の場面で使っています。

経営者やフリーランスの方なら、この3つが特に効くと思います。

① 商談前の「想定問答」の相手

提案や商談の前に、その中身を音声で一通り話してみます。

そのうえで「相手の立場だと、どこを突っ込みたくなる?」「この説明で弱いのはどこ?」と聞く。自分では気づけなかったフィードバックをもらえます。声に出して話すこと自体が本番の練習にもなるので、資料を黙って読み返すより頭が回ります。

② 移動中のアイデアの壁打ち

考えごとを整理したい時、手が塞がっている移動中でも口なら動きます。

頭の中にあるものをそのまま話して、返ってくる質問で考えを前に進める。その場で思いついたアイディアをすぐにブラッシュアップできるのは、経営者にとってかなり大きいです。

③ 英会話の練習相手

相手が自然に受け答えしてくれるので、英会話の練習相手としても使えます。

間違えても気まずくないし、いつでも付き合ってくれる。海外とのやり取りがある方には、練習相手としておすすめしたい使い方です。

AI活用や業務改善について、お気軽にご相談ください

便利なのに、ひとつだけ物足りない

正直、物足りない点がひとつあります。それは、話した内容が「残らない」ことです。

例えば、音声で壁打ちして良いアイデアが出ても、それがそのまま履歴に記録されない。

私が普段使っているClaude CodeやCodexなら、やり取りがファイルやコードとして残って、次の作業の土台になります。音声にはそれがありません。

Claude CodeやCodexの履歴に残すには、移管のひと手間が必要になります。

また、もうひとつあります。

私が試した範囲では、ChatGPTの「プロジェクト」(会話をテーマごとに整理しておく機能)では、この新しい音声はまだ使えませんでした(従来の音声モードは使えます)。話した内容をプロジェクトに紐づけて残しておく、という使い方が今はしにくいのも、この「残らない」感覚に拍車をかけています。

実際の使い分け

で、結局どう使い分けているかというと、こうです。

ChatGPTの音声は、考えを「その場で固める」のが目的。声に出して整理する、本番の練習をする、弱点を洗い出す。ここに強い。

一方でClaude CodeやCodexは、やったことが残って積み上げるのが目的です。

だから私は、

  • 話して考えを固めるのはChatGPTの音声
  • 残して積み上げるのはClaude Code

と役割を分けています。

ChatGPTの音声は話して考えを固めてその場で消える、Claude Codeは打って残して次の仕事に積み上がるという使い分けの対比図

「何を音声に任せて、何を残る道具に任せるか」という線引きは、AIに任せる仕事の判断基準の考え方とそのまま地続きです。残して積み上げる側のClaude CodeとCodexの使い分けは、こちらの記事で書いています。

AIの音声を仕事にどう組み込むか迷っている方は、お気軽にご相談ください。弊社が毎日使っている実感をもとに、一緒に考えます。

FAQ

Q. GPT-Liveを使うのに特別な設定は必要ですか?

A. 私の場合、iPhoneのChatGPTアプリで、いつもの音声モードから自然に切り替わっていました。提供の対象やプランは変わる可能性があるので、最新は公式の案内で確認してください。

Q. パソコンがなくても、スマホだけで使えますか?

A. 使えます。私は移動中にiPhoneで話しかけています。手が塞がっていても口は動くので、経営者のスキマ時間と相性がいいです。

Q. 英語が得意でなくても、英会話の練習に使えますか?

A. 使えます。相手が自然に受け答えしてくれて、間違えても気まずくありません。海外とのやり取りがある方には練習相手としておすすめです。

Q. 雑談用の機能に思えますが、仕事で役に立ちますか?

A. 私は商談前の想定問答や、移動中のアイデア整理に使っています。「声に出して考える」相手として、思ったより実務に効きます。

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大和証券・アクセンチュアを経て、2023年にIGSを設立。Claude Codeで自社業務の多くを自動化し、AI事業開発を行っている。

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