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この記事の著者
後藤 佑輔
IGS代表大和証券、
代表の後藤です。
※Web集客・広告・SNS・AI導入などをまるっと月10万円から引き受けます → 後藤、貸します。
「AIエージェントを入れたいけど、トータルいくらかかるの?」
この質問は、経営者の方からよくいただきます。
外注の見積書をもらっても、その金額が妥当なのか判断できない。かといって自社で動かすとしたら、月にいくら払い続けることになるのか見当もつかない。
そこで今回は、外注した場合の相場と、自社で動かす場合のコストを、弊社の実際の金額も交えてお伝えします。
なお、AIエージェントとは、
AIが自分で段取りを考えて、複数の作業を進めてくれる仕組み
のことです。
費用の結論
まず初めに、数字は下記のとおりです(税別・2026年10月時点)。
初期費用 | 月額 | |
|---|---|---|
外注する(既存システムへの組み込み) | 30万〜200万円程度 | 10万〜50万円程度 |
外注する(自社専用に開発) | 50万〜1,000万円超 | 20万〜50万円程度 |
自社で動かす(Claude Pro) | 0円 | 約3,200円 |
自社で動かす(Claude Max) | 0円 | 約15,800円〜約31,600円 |
外注は初期費用だけで数十万円から、月額も10万円程度からです。
一方、自社で動かす場合は月3,200円から始められます。
では、なぜここまで差が出るのか。外注の側から順に見ていきます。
外注の相場は、依頼範囲によって「3段階」に分かれる
外注の費用は、どこまで依頼するかで大きく変わります。
弊社の別記事(2026年10月15日更新)でまとめた目安は、下記のとおりです。
- ①相談・要件定義だけ依頼する:40万〜200万円程度
- ②試験導入(PoC)まで依頼する:100万円〜数百万円程度
- ③開発・運用まで依頼する:チャットボットのような小規模なものでも、初期50万〜200万円程度、月額数万〜20万円程度(既存システムにつなぐ場合は、冒頭の表のとおり月10万〜50万円程度)
エンジニアの人月単価で見積もる会社も多く、その場合は人月60万〜250万円が目安です。規模が大きくなると、人件費だけで合計1,000万円を超えるケースもあります。
また、外注しても自社側の作業がゼロになるわけではありません。
要件整理、確認、データ提供、社内調整の時間は必要になります。
見積書で確認する5つ
金額の大小より、何にいくらかかっているのかが分かる見積書かどうかを見てください。
- ①初期費用に、要件定義・設定・開発のどこまでが含まれているか
- ②月額に、運用・改善・問い合わせ対応が含まれているか
- ③AI・API・SaaSの利用料は別料金か
- ④契約後の修正や追加開発は、いくらか
- ⑤導入後の改善まで対応してもらえるか
特に③は見落としやすく、支援会社への支払いとは別に、AIを動かす利用料が毎月かかる場合があります。
AIエージェントを「自社で動かす場合」の費用
では、自社で動かす場合はどうか。
弊社はClaude Codeで、AI社員を動かしています。今は27人で、バックオフィス、ブログ、SNS、リサーチ、資料作成などを任せているAIエージェントです。
費用の中心は、Claudeの料金プランです。
公式で確認した金額(2026年10月14日時点)は、下記のとおりです。
プラン | 月額(ドル) | 日本円 |
|---|---|---|
Pro | $20 | 約3,200円 |
Max 5x | $100 | 約15,800円 |
Max 20x | $200 | 約31,600円 |
※1ドル=157.89円で換算しています。Claude Codeだけの別料金はなく、Proから使えます。
弊社が実際に払っている金額
弊社が使っているのはMaxの月200ドル(約31,600円)で、AI社員の本体はこのプランです。ほかのAIツールの費用も入れると、2026年7月時点で月およそ437ドル(約6.9万円)でした。API費用など、使った分だけかかる費用は追加でかかります。
ただし、任せる仕事が増えても、多くの中小企業ではClaudeの月200ドルまでで収まるはずです。
使った分だけ払う方法もある
一方、毎日は使わない会社もあると思います。
その場合は、月額固定ではなく、使った分だけ払う従量課金もあります。
Anthropicの公式ドキュメント(2026年10月14日確認)によると、企業導入での開発者1人あたりの実績は、下記のとおりです。
- 平均で、使った日1日あたり約13ドル(約2,050円)
- 1か月あたり150〜250ドル(約2万4千円〜3万9千円)
- 利用者の90%は、使った日1日あたり30ドル(約4,740円)以内
従量課金は、使う日が多いほど月150〜250ドルに近づき、Maxの月100〜200ドルと同じ水準になります。使う日が少ない月は、Maxの固定より安く済む可能性があります。
最初の1手
まず始めるなら、Proの月20ドルで十分です。
Claudeのデスクトップアプリを公式のダウンロードページから入れ、ログインして、左のサイドバーの一番上にある「Code」タブを押します。作業用の空のフォルダを選び、ブログの下書きを1本任せる、のような1つの仕事から日本語で依頼してみてください。
任せることが増えて、使える量が足りなくなってから、上位のプラン(Max)に上げれば間に合います。
AIエージェントの作り方そのものは、この記事で整理しています。
AIコンサルティング
この記事の仕組みを、
1年・3年の合計費用で比較する
見積は、初期費用に月額の12か月分を足した1年の合計と、36か月分を足した3年の合計の2通りで並べると、比べやすいと思います。月額だけでは、初期費用の差と年数の差が見えません。

ただし、自社の数字には、使いこなすまでの学習の時間と、AIの出した結果を確認する時間が入っていません。外注の数字にも、上述した要件整理や確認などの自社側の作業時間は入っていません。
つまり、金額が安いのは自社でも、その分の作業時間は自社の誰かが払っている、ということです。
どちらを選ぶべきか
迷ったときの目安を、弊社の考えとして書いておきます。
- 自社で動かすのが向いているケース:
任せたい仕事が決まっていて、試しながら直していける社員がいる会社 - 外注が向いているケース:
既存のシステムに接続する必要があったり、社内に作業の時間を割ける社員がいない会社
私なら、最初から外注は選ばないと思います。
まず自社でProから始め、1つの仕事で効果を検証します。その結果を見てから、足りない部分だけ外注を検討します。
発注前に決めておきたいのは、
・作業工数を減らしたい仕事を1つ
・その仕事に今、月に何時間かかっているか
です。
この2つが決まっていると、費用が抑えられると思います。
AIエージェントを「自社で動かす」と「外注する」の中間的なアイディアとして、
弊社の代表が、社員の代わりとして仕事を実行するサービス「後藤、貸します。」
は、月10万円からの時間ベースの料金で、AI導入の相談から実行までを担当します。
詳しくはAI導入支援のページに書いています。
外注と自社のどちらが合うか迷っている方は、お気軽にご相談ください。弊社が実際に払っている金額と回している業務をもとに、雑談レベルで一緒に考えます。
よくある質問
Q. AIエージェントとは何ですか?
A. AIが自分で段取りを考えて、複数の作業を進めてくれる仕組みのことです。弊社はClaude Codeで、バックオフィス、ブログ、SNS、リサーチ、資料作成などを任せるAI社員を27人動かしています。
Q. AIエージェントを外注すると、費用はいくらかかりますか?
A. 既存システムへの組み込みなら初期費用30万〜200万円程度、月額10万〜50万円程度が目安です(税別・2026年10月時点)。自社専用に開発する場合は、初期費用50万〜1,000万円超、月額20万〜50万円程度です。
Q. 自社で動かす場合、月額はいくらですか?
A. Claudeの料金プランが費用の中心で、Proは月20ドル(約3,200円)、Max 5xは月100ドル(約15,800円)、Max 20xは月200ドル(約31,600円)です(2026年10月14日時点、1ドル=157.89円で換算)。毎日は使わない会社には、使った分だけ払う従量課金もあります。
Q. AIエージェントには、見積もりや月額のほかにかかる費用はありますか?
A. AI・API・SaaSの利用料が別料金で、毎月かかる場合があります。また、外注しても要件整理、確認、データ提供、社内調整の時間は自社側で必要です。自社で動かす場合も、使いこなすまでの学習の時間とAIの結果を確認する時間がかかります。
Q. AIエージェントを自社で動かしている会社は、実際にいくら払っていますか?
A. 弊社の場合、AI社員の本体はClaudeのMaxの月200ドル(約31,600円)です。ほかのAIツールの費用も入れると、2026年7月時点で月およそ437ドル(約6.9万円)でした。API費用など、使った分だけかかる費用は追加でかかります。







